イラストレーター いとうみちろう のブログ -4ページ目

おやこで話す はじめてのSDGs

挿絵を担当した書籍が来週発売となります。

「おやこで話す はじめてのSDBs」↓

 
 

 

内容はひと頃からよく言われるようになったSDGsについてです。「環境」「貧富」「ジェンダー」「仕事」「エネルギー」・・・といった多岐にわたる内容を、章ごとにキャラクターを立てて短編が集まって構成されています。

私自身SDGsについてあまり詳しくなく本書のイラストを描くにあたり勉強になることが多かったです。一番驚いたのは全盲の方でも普通に料理とかされることがあるということです。恥ずかしながらそういうことはまったく知らなかったので視覚障害のことについて調べ物をしているときは驚くことが多かったです。そのほかにも普段あまり考えないでスルーしていたような事柄が多く扱われていたので、大変良い機会になりました。内容自体は子供でも分かりやすいように語られていますが、私も楽しく拝読しました。

 

版元の日本能率協会マネジメントセンターさんは手帳などの分野ではとても有名ですが、実は書籍もたくさん出されています。発売日はネットの表記などを見ると3月31日とのことでしたので、来週の末ごろから書店等での取り扱いが始まると思います。

 

もし興味がございましたらご覧いただければ幸いです。

感謝御礼・書店フェア

先日発売いたしました拙著「恐竜バス」と「昆虫電車」ですが、「買ったよー」とか「読んだよー」といったメッセージをたくさんいただきまして大変励みになっております。すでにお手に取ってご覧くださった皆様には心より御礼申し上げます。

写真付きでコメントをいただくこともあるのですが、多くの書店さんで平積みで置いてくれていてありがたく思っております。

私も先日初めてリアル店舗で本書が置いてあるのをみたのですが、やっぱりすごく嬉しいものです。

 

そんな中、いくつかの書店さんでフェアの開催が予定されているとのことで、第一弾として横浜のTSUTAYA BOOKSTORE ホームズ新山下店様 https://tsutaya.tsite.jp/store/detail/1780/

が現在パネルなどを設置して大きく展開してくださっています。↓

どうぞお近くにお出かけの際はお立ち寄りいただければ幸いです!

 

個人的にはフェアとかで扱っていただくのが初めてなもので感激しています。書店様のご配慮や出版社様の営業努力に心より感謝申し上げます。

 

4月以降も多くの書店さんでフェアを開催してくださるそうなので、嬉しく、またなぜか少し身の引き締まるような思いです。これまでも多くの方々の支えがあって制作できた本作が、お手に取ってくれた皆様に少しでも楽しい思いを届けてくれればいいなと願っております。

 

 

 

ディック・ブルーナのミッフィー。

PicoN!というサイトにディック・ブルーナのミッフィーについての記事を書きました。

「うさこちゃん」についてかなり熱量を込めて語っています。

あの単純な線や色、形について、時代や世代を超えて愛される普遍性や、

グラフィックデザイン的な手法についていろいろ掘り下げています。

久しぶりに、人に読まれるということを意識してそれなりの分量の文章を書きましたので

お時間があるときにでもぜひご覧いただければ幸いです。

 

前編
https://picon.fun/illustration/20220228_il-2/

後編
https://picon.fun/illustration/20220308_il/

絵本の中面の紹介

「昆虫電車」 www.amazon.co.jp/dp/4522439326

「恐竜バス」 www.amazon.co.jp/dp/4522439318

の中身のページがいくつかAmazonのサイトで見られるようになりました。もし「どんな絵本なの?」と気になったらご覧いただければ幸いです。

どのページにも本当に思い入れがあるのですが、一つ一つについて語っているとキリがないので、ひとまずここでは画像の紹介のみ↓
発売日は2冊ともに3月10日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「恐竜バス」「昆虫電車」絵本2冊同時発売!!

この度、これまで心血を注ぎ制作しておりました絵本、「恐竜バス」「昆虫電車」の2冊が永岡出版より3月10日に発売されることになりました。

書影が公開され、書店サイト等でも扱いが始まりましたのでご紹介いたします(現在は予約受付中)。

 

 

<子どもたちの大好きな「恐竜」と「働く車」>あるいは<「昆虫」と「電車」の夢のコラボレーション!>ということで恐竜が人を乗せて町の中を闊歩する「恐竜バスと」、昆虫が線路上を駆け抜ける「昆虫電車」の2冊になります。

観音開きになる仕掛け絵本で、横に大きく見開いていろんなシーンを楽しめる作りになっています。

 

恐竜も昆虫もその迫力やフォルムの魅力を最大限に生かせるように描きましたが、男の子にも女の子にも見てもらえるよう配慮しています。

 

今の自分に出来る精一杯か、それ以上をこめて制作しました。描き込みもそうですが、構図や世界観にもこだわって、ごく一部ですがレイアウトの下絵に3DCGを使ったりもしています。ただ、クオリティ優先ではなく「楽しさ」を重視して作画しました。

 

お子さんに、お孫さんに、あるいはご自身に、手に取ってご覧いただければ幸いです。

 

絵本の出版というのはとても貴重なもので、今回2冊も同時にその機会を与えてくださった永岡書店の皆様、そしてデザインや印刷、製本等、はたまた制作期間中お力添えいただきましたすべての方々に心より感謝申し上げます。