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先日、6月にOPENしたばかり、出来たてほやほやの

驪州(ヨジュ)☆プレミアムアウトレット(京畿驪州郡) に行ってきましてよ。


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京畿道のソウルから南東に約36マイル行ったところに位置し、

東から西に向かう交通量の多いハイウェイである高速道路50番沿い。

実際、ヨジュまでは、タワーパレスから車で約2時間ほど。

道が空いていれば、もう少し早く着くと思われます。

ちなみに、周りにはなーにもない田舎なので、

ここにくるのが目的以外、すること何もありませんのでお気をつけあそばせ。


こちらは、サイモン・プロパティ・グループ社のチェルシー事業部門と

新世界(シンセゲー)が一緒に作った韓国初のブランド・アウトレット。


チェルシー・プレミアム・アウトレットと言えば、

日本でも御殿場プレミアム・アウトレットなどでもおなじみ。

あの手の作りがお得意なところで、このヨジュのアウトレットもそんな感じ。


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目玉となるSHOPは、アルマーニ、エルメネジルド・ゼニア、エスカーダ、

グッチ、ヒューゴボス、マックスマーラ、サルヴァトーレ・フェラガモ、

ドルチェ&ガッバーナ、バーバリー、フルラ  あたりか。



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韓国ではお決まりの噴水エリア。

この周辺が目玉SHOPが立ち並びます。




ワタクシの感想としましては・・・。


Hugo Bossやアルマーニなどの服のラインが、

はっきり言って時代遅れのものが多い。

特に男性スーツなど、型遅れ多し。


韓国という国柄、「安い値段」は必須キーワード。

なので、どうも世界中の売れ残り商品をかき集めてきて

「値段で勝負!」という感じが強く、服に関して魅力的なお店が少ない。


しかも、韓国人をよくリサーチしていない品揃え。

i pod なんかたいして普及もしていない韓国に

(なぜならi podに似た、より安い韓国製品がいっぱいあるから)

コーチのi podケースをしこたま並べてみたり、

肌の露出がいまだにNGな国なのに、

アルマーニの超SEXYきわどいドレスを並べてみたり・・・。


店のセレクトはいいとは思うのですが、

その店自体の品揃えが全然なってない!という印象が非常に強く、

来場者数も、あの長蛇の列ができた御殿場のアウトレットに比べれば、

閑散としているのもうなずけるか。



驚いたのが、あのMCMがなんと入場制限をしてたこと!

日本では見向きもされないブランドになっていますが、

ここ韓国では、LVに手が届かない人々のポピュラーブランドとして、

確固たる地位を持っているざんす。

大体、MCM→LV→その他ラグジュアリーブランド っていう進化過程。



そんな中でも、唯一見つけた掘り出し物。

D&Gのかわゆいパンプス。375,000Wなり。

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なので、ワタクシ的にはここのアウトレットは

い~っぱいお買い物できて楽しい~♪という感じではなく、

掘り出し物探し・・・・という感じでした。

まぁ、これをget出来たので、往復4時間来たかいがあったかな・・・




驪州(ヨジュ) プレミアムアウトレット


15-1 Sangguri, Yeoju-eup, Yeoju-gun, Gyunggi-do (Yeojyu I..C.)

(031) 880-1234

Sun-Mon  10AM~8PM

ホームページ : www.premiumoutlets.co.kr


(インターナショナルブランド)

ア・テストーニ、アディダス、アンナ モリナーリ、アナスイ、アルマーニ、

ボグナー、ブルックス・ブラザーズ、バーバリー、キャロウェイゴルフ、
CKジーンズ、コーチ、コロンビアスポーツウェア、ディーゼル、

ディケーエヌワイ(DKNY)、ドルチェ&ガッバーナ、ダンヒル、エルメネジルド・ゼニア、

エスカーダ、フルラ、ジバンシー、グッチ、ヒューゴボス、リーバイス、レスポートサック 、

マンゴー、マークス&スペンサー、マックスマーラ 、ナイキ、ナインウェスト、オイリリー、

ピンゴルフ、ポロラルフローレン、プーマ、リーボック、ロイヤル・コペンハーゲン、

サルヴァトーレ・フェラガモ、サムソナイト、エス・テー・デユポン、セントジョン、

セオリー、トミーヒルフィガー、セイ(TSE)、ヴァレンティノ、ヴィヴィアン・ウェストウッドなど。


(韓国ブランド)
ビーン・ポール、キム・ヤンジョー、クホ、ソリッド・オム、ヘイジィズなど




海外ブランド品と韓国人のおかしな消費パターン


>値段の付け方に問題があることは、業界関係者も認めている。

あるヨーロッパ製のブランドを扱う企業の社長は

「海外の有名ブランドを扱っていますが、正直なところ値段は高すぎると思います。

当社の製品を見ても、現地価格の2倍の値がついています。

下げたいとは思うのですが、そうはいかない事情があるのです」と語る。

この社長は「ぜいたく好きな消費者の心理を逆手にとって、

値段を高めに設定するやり方がまかり通っている」とし、問題を指摘した。

そしてその背景には「値段が高ければ高いほど、

品質がよいと考える消費者」の存在があるとした。

輸入業者はそうした消費者の心理につけこみ、高価格戦略を正当化する。

「韓国の消費者が特殊だから、値段の付け方も特殊にならざるを得ない」というのだ。


 先月、京畿道驪州に「プレミアム・アウトレット」という

ブランド品のショッピングモールがオープンした。

1カ月の売り上げが7億ウォンに達し、ソウルのデパート並みの規模を誇る。

しかし早くも「海外のアウトレット売り場に比べ高すぎる」、

「3年も前の商品が売られている」といった不満の声が上がっている。

だんだん値段を吹っかけられていると感じる人が増え、

消費者の足がブランド品売り場から遠のいてしまうのではないか

心配している同業者も少なくないようだ。


 資本主義社会では、市場が拡大して消費者が増加すれば、

経費削減により価格が下がるのが当たり前だ。

しかし韓国のブランド市場は、そうした基本常識に反して、

高価路線をひた走っている。

消費層が拡大して大衆化しているにもかかわらず、

値段は高止まりとは、なんとも奇妙な現象と言うよりほかない。

現状を変えるには、ブランド市場のねじれ現象によって

あおりを食らうのは消費者であることに気づき、

賢い消費パターンを身につける必要がありそうだ。


李光会(イ・グァンフェ)記者(産業部)


朝鮮日報/朝鮮日報JNS