『草津温泉行』というタイトルですが、別に温泉入りにいった訳ではありませぬ。鉄道旅レポです。2008年夏の18切符・・・このブログを始める前の古いレポートを少し手直しした記事です。
9月に入り「青春18切符」は2枚残ったまま。出かけられる日は8日と9日のみ。1日は家のことをしたいので、実質1日だけ。そこで、知り合いに声をかけた。その結果8日に二人で出かけることにした。
不順な天候が続いていたが、8日は天気がよくなった。特に山のほうがいい天気だったようだ。目的地は草津白根山。しかし、知り合いが日頃の仕事で疲れているようだったので、通勤ラッシュを避けてゆっくり出かけることにした。
二人で同じコースを乗車するため駅で待ち合わせして、上野10:44始発の高崎線高崎行普通電車(15両編成)で北に向かって出発。日頃の睡眠不足を解消させているうちにも、電車は満席になることなく北進。籠原で前5両を切り離して、高崎には10両編成で12:38予定時刻に到着。
売店で食料を買い足したりして12:47始発の長野原草津口行の各駅停車に乗り換える。上越線を通って吾妻線に乗り入れる4両編成の電車だ。席が半分ぐらい埋まったところで電車は出発。
右に赤城山(上写真)、左に榛名山(下写真)を見ながら電車は北上。平野部は怪しげな雲も浮かんでいたが、山に近づくにしたがって青空が増えていく。やはり青空は気持ちいいものだ。
渋川に13:12着。すぐに発車して上越線から分かれ、吾妻線に入る。中之条で上り電車を待つ4分停車。
群馬原町、郷原(ごうばら)と来てまた3分停車。この駅までは過去に来たことがある。
郷原駅の北側にそびえる岩山は2001年に登った岩櫃山(いわびつやま)だ。写真はその岩櫃山をホームから撮ったもの。
電車が西に向かうにつれて、吾妻川の谷は深くなっていく。しばらく吾妻渓谷沿いに走って川原湯温泉着。ここで上り電車と再び交換して、14:14終点・長野原草津口に無事到着。
駅の案内放送もあり、ごみごみした狭い改札口を出て、右に長屋のような通路を100メートル程歩けば、駅のバスターミナル。年配客がかなり移動。
バスターミナルには14:20発の草津温泉行のバスが待っていた(下写真)。乗り換え時間は6分だが、普通に歩けば間にあう。バスはJRバス関東なので、電車が多少遅れても待っている可能性がある。草津白根山に行くには草津温泉で乗り換えることとなる。
JRの普通電車は18切符で乗り降り自由だが、バスは運賃がかかるのでバス乗り場の横にある自動販売機で草津温泉までの切符(670円)を買う。あまり時間がないようだったらそのまま乗って後払い。3割ほど座席が埋まったところで時間となり出発。
・・・以下つづく