内房線~外房線1 | ☆出かけよう!気のむくままに…☆

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 まだまだ引っ張る春の18切符鉄道旅。今回は房総半島ぐるり旅。以前に総武線~成田線で銚子行の旅をしているので、残っている内房線と外房線にチャレンジです。


 行ったのは4月のはじめの休日! 出発は朝遅く、東京11:16発10輌編成の京葉線快速で、蘇我駅に着いたのは11:58。京葉線は東京駅の地下ホームから潮見付近まで地下を走るが、地下を出るやいなや一気に地上の高架になり、東京湾の海岸部を千葉方面に走っていく。わたしの好きな景色は葛西臨海公園付近で、その辺りは本当に海の近くを走り、天気のいい日は東京湾の眺めが素晴らしい。

 総武線の補完ラインの京葉線沿線には、東京ディズニーランド(舞浜駅)、幕張メッセ(海浜幕張駅)などの集客力のある施設があるので、日中・休日も乗車率は高い。この日も若い人を中心に車内がやけに混んでいるなあと思ったら、幕張メッセで何かのイヴェントがあったようで、海浜幕張駅で乗客がどどっと降りた。

 幕張メッセを過ぎた辺りからは、千葉みなと辺りまで土埃なのか、花粉なのか、煙なのか、窓の外が煙っていた。そのうち普通の透明度に戻ったが、なんだったんだろうか?

mitsのブログ-蘇我「さざなみ5号」

 そうして着いたのが内房線、外房線との乗換駅、京葉線終点の蘇我だ。橋を渡って内房線ホームに。臨時特急「さざなみ5号」館山行(上写真)が、東京駅から京葉線を通ってまずやってきた。内房線・外房線の特急は一部の臨時特急を除きみな京葉線経由だが、快速は横須賀線と乗り入れている総武線経由と半々だ。

 「さざなみ5号」が12:04に発車してから同じホームに、千葉発安房鴨川行の4輌編成普通電車が入ってきた。客席はほぼうまっていた。降りる客が少しに、乗る客はその倍以上。休みということで子供の姿も多い。ドア付近に立ったまま、12:07蘇我発車。進むにつれて乗客は減っていき、五井に着いた頃には半分ぐらいになって、空席も目立っていた。

気まぐれ鉄道旅紀行-大貫駅

 姉ヶ崎、長浦、袖ヶ浦と右側の東京湾沿いにコンビナートや港湾施設が続いていて、海はほとんど見えない。進むにつれて曇ってきた。久留里線の乗換駅・木更津には12:39着。君津は12:46ごろ到着。君津からは単線区間となり、二つ目の大貫駅で上り電車待ちの約4分停車。上の写真はちょうど上り千葉行電車が来たところの、待合室を挟んだ上下電車。

 大貫からは少し丘陵部を走る。次の佐貫町では若い女性達が何人も降りていき、何かあるのかと思ったり(笑)。佐貫町の先で海が見え隠れし始めた。次の上総湊駅は、ホームの脇に咲く桜と菜の花がきれいだった。わずかな停車時間に開いたドアから撮影したものが下。降りた乗客もチラホラいた。

気まぐれ鉄道旅紀行-上総湊駅

 この辺り、海が近くて、上総湊からは海とトンネルが次々。浦賀水道越しに見える対岸の三浦半島は近くて、大きかった。車窓写真はうまく撮れなかったが、なかなか興味深い景色だ。
 久里浜へのフェリーが出ていて、観光地・鋸山の最寄り駅でもある浜金谷には13:20着。すぐに発車して、前方に鋸山の切り立った岩壁が迫ってくる。山頂は左側の内陸寄りだ。

 鋸山の西の岩稜をトンネルで抜けて少し進めば、開けた場所にある保田だ。ここで10分程の停車。上り電車を2本待つこととなる。まずは13:28発の普通千葉行が到着。千葉行が出発したあとに、13:34発臨時特急「新宿さざなみ2号」が到着(下写真は左が下り安房鴨川行、右が上り「新宿さざなみ2号」)。さざなみは次の浜金谷で、先発の千葉行を追い越す。

気まぐれ鉄道旅紀行-保田駅下り普通と「新宿さざなみ2号」

 「新宿さざなみ2号」と同じ13:34に安房鴨川行も保田を発車。さらに南に向かう。安房勝山辺りから次の岩井付近まで小さな小山がぽこぽこ現れ、独特の風景を見せていた。やがて南房総の観光の中心地・館山駅に13:55到着。停車時間は5分だ。


…つづく