おもいついたら
著者: 西内 ミナミ, にしまき かやこ
タイトル: おもいついたらそのときに

ハチャメチャ、パワフルなおばあさん。

あなたは、何でも、おもいついたらそのときに行動に移しちゃうタイプですか?

私はまるっきり正反対です。
石橋を叩いて叩いて、
叩きすぎて壊して渡れなくなるタイプと言っても
過言ではないかもしれません。

それは持って生まれた性格もあるかもしれませんが、
ほんのちょっぴりはこの本のせいかもしれません。

この本には、おばあさんと1匹のネコが出てきます。

このおばあさん、チューリップが見事に咲いて、
自分が花作りの天才だと思うやいなや、

花屋さんを始めることを思い立ちます。

で、早速、大工さんに電話。
2階を増築してもらいます。

大工さんがトンカンやってるあいだに、
今度はおばあさん、自分が料理の天才であることに気がつきます。

で、早速、大工さんに電話。
レストランを始めるために、3階を増築してもらいます。

結局、おばあさん、
洋服がうまく作れたと4階を建て、髪が上手に結えたと5階

最後には、音楽ホールを6階に建て、
1階建てだったおうちはドドーン!巨大に。

またこのおばあさん、パワフルで、
2階から5階までの店舗をネコと一緒に運営します。

またこの店々が大繁盛大忙し

ラストには、疲れきったおばあさんの家が
どっか~ん!大爆発

な、なんと温泉が噴き出しちゃうんです。

・・・ハチャメチャでしょ。

で、おばあさんがどうしたか?
それは絵本を読んでみてください。

この本、幼稚園生のときに買ってもらったのだけれど、
「おもいついたらそのときに~!」と
はしゃいで行動しようとしたら、
母親に怒られた記憶が・・・。

それ以来、ちょっと苦い思い出の絵本となり、
よく考えてから行動するタイプの人間になりました・・・。