。そういう考え方で「Luminous Studio」の開発に取り組んでいます。 :  とはいえ,先ほどの話に戻るのですが,最近はそもそも「ハイエンドなゲームを作ること」に対する風当たりが強いじゃないですか。ハイエンドな方面への投資は必要なのかという議論は,社内でも当然あると思うんです,ディアブロ3 RMT。 橋本氏:  予算規模の小さい作品が大きな収益を挙げている一方で,多額の予算をかけているAAAタイトルが必ずしも売り上げをあげるとは限らないですからね。ビジネス的に考えるなら,ミドルエンドからローエンドのところだけを攻めていればいいという話になりやすいのは分かります。 :  そういう風潮に対して,実際のところ橋本さんはどうお考えなんでしょう。あるいは,今後の「ハイエンドゲーム」ってどうなっていくと思いますか? 橋本氏:  そうですね,どこからお話すればいいのか……。  まず,ハイエンドなゲームの存在意義みたいな部分からお話すると,やっぱり僕は,「ハイエンドがあってこそのスクウェア?エニックス」だと考えているんですよね。そこが最初のポイントでしょうか。 :  詳しく聞かせてください,maplestory RMT。 橋本氏:  例えば,今,弊社のソーシャルゲーム「」がとても好調です。これは中身がしっかり作られているのはもちろんなのですが,「ファイナルファンタジーというバックボーン」があるからこそ,多くのお客様に遊んで頂ける作品になっていると思うんですよ。 :  ああ,ブランドイメージというか,面白そう/凄そうという“作品の持つ印象”ですよね。 「」 橋本氏:  はい。当たり前だけど,やっぱり「FINAL FANTASY BRIGADE」って,ファイナルファンタジーという絶大なブランドがあってこそのビジネスだと思うんですよね。一方で,じゃあそのイメージはどうやって培われるのかって話になると思うんですが,社内で僕がよく例にたとえるのが,フェラーリとF1の話です。 :  フェラーリですか。 橋本氏:  ええ。やっぱりフェラーリは,F1のような研ぎ澄まされた世界で結果を残すことで,圧倒的なブランドを培っているわけじゃないですか。そして,そのブランド力があるからこそ,本家のビジネスも成り立っていると思うんですよね。まぁフェラーリ自体は,本当はそもそもF1の方がやりたくて,自家用車のビジネスはオマケみたいなところもあるかもしれませんが,とにかく,ブランディングとビジネスというものをしっかり結び付けている例だとは思うんです
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