自分だけが戦っているんじゃない!
2012年9月8日(土)、9日(日)に御茶ノ水にあります東京医科歯科大学におきまして
「研修医による研修医のためのレジイレセミナー!」が開催され伺ってまいりました。
セミナーの中心はレジイレことレジデント11(2011年卒業全国研修医ネットワーク)
ですが、共催で医学生・研修医のための臨床感染症勉強会と東京医科歯科大学
救命救急勉強会TESSOが加わっていたため、研修医だけでなく医学生も多数参加し
活発な意見の交流がなされておりました。
「めまい」「頭痛」「X線の読影」などの臨床セミナー以外にも「医療政策入門」や
「在宅クリニック開業」といったセミナーもありスタッフの工夫が活かされたとっても
有意義な時間を過ごさせていただきました!
で・・・今日のブログのタイトルですが・・・当日のパンフレットに載っていた言葉です。
自分だけが戦っているんじゃない。
病院の外にいる仲間といっしょに戦っている。
未来に向かって、いっしょに。
良い言葉ですね!
この文章を作った人が言うには、何かの文章からぱくったとのことでしたが・・・(^^;
自分は医師ではなく医学部も出ていません。
だからこの言葉の意味を完全に理解しているか否かはわかりませんが・・・。
同じ病院で研修している仲間以外にも全国の研修医全てが君の仲間であり
一緒に頑張っていこう!!という意味ですよね。
この仕事を始めた当初、医学生や研修医のみなさんと交流するようになり羨ましくて
しかたありませんでした。
医学生のみなさんは、ほぼ100%医師になることを目指し実現されますが
医学部以外の学生は将来の職業は就職試験に受かるまで自分でもわからず
また、企業に就職が決まっても部署によって自分が何をやるのかは配属先が
きまるまで分からないものです。
学生のうちから将来の職業について他の学校の生徒たちを交流を図ることができる
医学生さんたちがホント羨ましいです。
同じ時期に研修医として頑張る皆さんが仲間意識をもって助け合えるって
ホント素敵ですね!
弊社立ち上げの時の考えの一つとして「民間の立場から頑張る医学生・研修医
の人たちを応援したい」というのがありますが、一層そのときの思いを強くさせて
くれたセミナーでした!
(康)
漢方医を求める患者さん!
久方ぶりのブログとなってしまいました (^ ^ ;
友人から連絡があり、漢方に詳しい先生がいたら紹介して
ほしいとのことでした。
このような相談はこの仕事を始めてからよくいただきます。
3カ月くらい風邪に似た症状が続き、いわゆる西洋薬ではなく
漢方薬を試してみたいとのこと。
いくつか候補が上がりましたが仕事の都合もあり会社近くの
大学病院にある漢方外来に行くこととなりました。
ところが、いざ行ってみると紹介状が必要とのこと!
弊社も大きな病院において「コンビニ受診」を回避すべく
先ずかかりつけ医にうかがい、そのうえで紹介状をもらって
大きな病院に行くことをお勧めしております。
でも、かかりつけの先生に対し「治らないから紹介してほしい」
ってなかなか言えないものです。
漢方を希望する患者さんがスムーズに相談できるよう漢方の
知識がある先生が増えてくることを願います!!
(康)
学生・研修医のための家庭医療学夏季セミナーのお知らせ!
ブログを更新するのは随分久しぶりとなってしまいました。
あまりに期間が空きすぎると第一声を何にするのか
非常に悩んでしまいます(^^;
言いわけですが・・・Facebookやメルマガを始めると
ブログで何を書いたらいいのか分からなく無くなって
しまいました・・・・・・。
まあネタがかぶっても書いた方が良いだろうということで
復活させていただきます!
m(_ _)m
昨年もご案内いたしましたが、今年は熱海の湯河原で
8月4日 12:00~8月6日 13:30にかけまして日本プライマリ
ケア連合学会 学生研修医部会さん主催の第24回学生・
研修医のための家庭医療学夏期セミナーが開催されます。
http://family-s.umin.ac.jp/kasemi/index.html
https://www.facebook.com/#!/events/171629086283711/
私達がこの会社を設立するきっかけとなったイベントです。
今年も熱くて楽しい3日間となること間違いなしです。
医学生や医療系学生さん、若手の医師やベテランの先生も
上記サイトをご覧いただき、時間の都合がつけばぜひとも
ご参加ください。
康
最近「総合診療、家庭医」の話題って多いですよね!
1月10日の日経1面トップ記事は『「総合診療医」を育成』でした。
2018年度をめどに「総合診療医(仮称)」を厚労省が認めるという記事でした。
今月の日経メディカル誌は「家庭医のススメ」です。
また、NHKをなじめとして家庭医・在宅診療についての番組が増えてきました。
これらは家庭医・総合医を支援、育成していく弊社にとっても嬉しい限りです。
全国の医学部の定員で地域枠の定員は700人を超えてまだ増加しています。
これは今後も増やしていく方針が国から出ております。
これらにつきましては後日詳しく紹介したいと思いますが、今考えていることは
「2025年までに家庭医療の後期研修医を毎年1000人にすることを勝手に
推し進めていく会(仮称)」を作っていきたいと思っております。
なんだか面白そうだとか、賛同いただける方はFacebookで「鈴木康由」を探し
友達リクエストをください。
よろしくお願いします!
(康)
何とも久しぶりです。今日は目の話し!
いや~~~最近はFacebookばかりでブログを少~しご無沙汰していたかな・・・
と思ったら、何と10月以降更新していませんでした。
ブログにアップしたいネタはたくさんあるのに、文章を書くのが苦手で、また今度
また今度・・・と思っているうちに時間がたつのは早いもんですね。
世の中ではインフルエンザが流行っていて電車の中もマスクをした人が目立ちますが、
皆さんの周りではいかがでしょうか?
今日は久しぶりに自社以外の主催のドクターの講演会に行ってきました。
講師は都内で眼科を経営しているS先生。
一般の方向けの話しでしたがとても面白い講演会でした。
まずは目薬について。
眼科で処方される目薬は5mlが多く、この量は1日3~4回の点眼で10日~2週間
もつ程度の量だそうです。
点眼は1回片目1滴でよく、多くの疾患は3~4日で効くので、それだけあれば十分
だそうですが、なぜか患者さんは多ければより効くのではないかと考えるようで
1回に2~3滴さす事が多いようです。1滴でも片目に十分潤う量であり2滴目からは
流れ出てしまい無駄だそうですが、それでも3~4日はもつ量が5mlのようです。
ちなみに3~4日で効果が無ければ薬を変える必要があるそうです。
薬局で販売しているOTCの目薬についての注意点も話がありました。
眼科医が処方する目薬は開封するまでの期限が決められていますが、一度使うと
そう長くは使用してはいけないそうです。
もちろんそれは防腐剤等が入っていないからです。
今は一般役にも使い捨てタイプがありますが、多くの目薬には防腐剤や目の充血を
抑えるための血管収縮剤が入っております。
実は、これらは多く使用しすぎると副作用として眼球を傷つけるケースがあるとの事。
以前どこかで日本ほど目薬を使う国民はいないと聞いたことがありますが「疲れ目に」
「スキーッ」などメーカーはCM等で目薬をさす快感を誇張し過ぎているのではないか
と感じざるを得ませんでした。
そんな時にこそ的確なアドバイスができる薬剤師さんの存在が求められます。
S先生の専門は糖尿病性白内障です。糖尿病やその疑いがある患者に眼底検査を
しない内科の先生がいる現状を嘆いてました。
そのあたりの切り口で、一度弊社でもセミナーをおこなっていただきたいと思います。
日本人には正常眼圧緑内障の患者が多く、20人に1人いるともいわれています。
しかも症状が出にくく、症状が出たらかなり進行しているようですので40歳以上
の方は健康診断と別に眼底検査等をおこなうべきと強調されていました。
コストは保険適用で2000円程度だそうです。
病気の予防に「目」の予防も注意していきましょう!
(康)