NSRのHARC PROマフラーのサイレンサーを止めているボルトが錆び錆びだったので、代わりのボルトをと思い探したのですが、手持ちのものが黒染めのキャップボルトしかなくとりあえず交換したのが半月前くらいでしょうか。
既に錆びています。。。
綺麗に錆びていますねえ。
黒染めっていうのは黒い酸化鉄皮膜で、とても薄く処理できて安価なため、キャップ(六角穴付き)ボルト等のハイテンションボルトの標準的な処理として使用されます。
防錆効果がありますが、それは風雨に曝されない場所での話し。
油分なくなると直ぐ錆びるので、屋外とかには向かないんですよねえ。
バイクのネジではやはりメッキ処理の物が必要です。
そして用意したものは、三価クロメートメッキのものです。
通常のメッキボルトの処理としては、ユニクロメッキという薄い光沢クロメートメッキが多いですがユニクロよりも若干防錆効果は上です^-^
また、ユニクロには最近人体に有害とされている6価クロムが含まれていることもあって、6価の代替として、3価のものが勧められてきていますね。
さっそく交換。
これは良い感じですな。
間に入れているワッシャーは実はスプリングワッシャーではありません。
スプリングワッシャーって緩み止めの効果ってあまり無いんですよね。
緩んだ後の脱落防止としては多少役に立つとは思いますが、振動のあるところではそれも気休め程度です。
実はこんなものが、、、
このなんだがギザギザみたいなのが2枚組み合わさったものが、とても優れものの、
「ノルトロックワッシャー」というものです。
詳しくはノルトロック社のページ で見ていただければ。
これは摩擦ではなく張力で効かせるタイプのワッシャーで締めこむと2面間のテーパーが効いてセルフロックし、実際かなり緩みづらいです^-^
あ、そうそう、キャップボルトで黒いのが必要な箇所があったら、黒色のクロメートというものもありますので、そちらが良いかもしれませんね。
私も今度買ってみます。