水上バイクで人命救助/東北関東大震災 | MG MARINE*社長ブログ

水上バイクで人命救助/東北関東大震災

大震災から2日、3日後、すぐさまジェット仲間が宮城県仙台へ走った。



特別に緊急車輌通行車の許可を取って、水・食料・生活備品・燃料を積んで仲間の救援のため輸送し始めた。




2便のTEC510後藤くんから、運搬車の燃料と現地へも燃料を届けたいとの依頼をいただき、積み込んだ。

彼らはまだ余震のひどい現地へ、仲間の救援にいち早く動き出したのだ。




被災地に着くまでの道中、何度もメールでやりとりしながら状況を報告してもらい、翌朝悲惨な画像とともに連絡が入った。

大震災のちょうど1週間前に、横浜ボートショーで一緒に飲み食いした仙台のマリンメカニック今崎くんのマリーナだ。

電話に出た彼は、被災者であるにもかかわらず気丈でしっかりとした声でその大惨事を語ってくれた。



大地震のあと、なんと9メートルの大津波にのまれ、アッという間にボートや水上バイクが流され、ショップの中も海水であふれ、命からがら高台へ逃げたそうだ。



でも、その後の行動がすごい!!



動く水上バイクを見つけ、人命救助を始めたのだ。



町には、家ごと流されたり、車のなかに閉じ込められた人、溺れそうに泳ぐ人であふれていた。

家に閉じ込められた人を救出するため、水上バイクで体当たりしてドアを壊して救助したりしながら、50名以上の人命を救った。




厳寒の水上で、深夜3時まで水上バイクで走り回り、救助活動をした。



今崎くん自身も被災者にもかかわらず、またいつ津波がくるかわからない極限状態の中、水上バイクで多くの命を救ったその行動に、海や水上バイクを愛し、それを業とする仲間として本当に誇らしいと感じた!!



君の勇敢な行動に心からエールを送らせて頂きます!!



全国の海を愛するみなさん。

彼の行動を、どう感じますか!?



大津波の直後、極限状態の中で人命のために自らを危険にさらしながら冷静かつ、瞬時に行動できるでしょうか?





これは、たった8日前に起きた現実なのです。




もうすでに、関東地区のジェットショップやマリーナの中には、義援金の募金活動や、救援物資の受付をしています。


復興や被災者の方々の自立には、相当の月日がかかるでしょう。



みんなで応援しましょう!!!!





3月22日に再度、PWCプロショップU.M.E梅原くんが被災地に救援物資を積んで行く予定ですので、救援物資を提供頂ける方は、ご連絡下さい!!





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