御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 実際、ロシアのソ連の失敗、中国の共産党のイメージなどから、「共産主義」というのは、かなり、どうしようもないもの、というイメージが蔓延しています。もちろん、資本主義側の「洗脳」政策が隅々まで行き渡った結果でもあります。「共産主義って結局、うまくいかなったじゃん?」みたいな。

 

 ところで、21世紀の今日、「8人の資産=36億人の資産」に至り、「資本主義も結局、うまくいかなったかよね〜?」という事態に陥っている点は争いはないのでは?と思います。

 

 なので、改めて、どういうOS(体制)がいいのか、が問われる時代に入っていると思います。

 

 カネ、カネ、カネ、な感じで、儲かっている奴が偉くて、見返りがないことをやるのはアホで、できるだけ努力しない方が得、みたいな資本主義的世界のあり方にウンザリ、な世代が生まれてきていると思います。新しい世代です・・・そりゃ、だっていいことないもん。

 

 

 「共産主義社会のより高度な段階で、すなわち諸個人が分業に奴隷的に従属しなくなり、それとともに精神労働と肉体労働の対立が消え去ったのち、また、労働が単に生活の為の手段であるだけでなく、それ自身第一の生命欲求となったのち、また、諸個人の全面的な発展にともなって彼らの生産力もまた高まり、協同的富のあらゆる泉が豊かに湧き出るようになったのち−そのときはじめて、狭いブルジョア的な権利という地平は完全に踏み越えられ、社会はその旗にこう書くことができる。すなわち、各人はその能力に応じて(働き)、各人はその必要に応じて(受け取る)と!」(『ゴーダ綱領批判』カールマルクス)

 

・  ・・これは、ほとんど、共産主義の未来を描かなかったマルクスが示した、いわば共産主義世界=「人類後史」の比較的具体的なイメージだと思いますが、ちょっとわかりにくいぐらい短いものです。

 

 これについて、

「もしあなたと私が、お互いに必要な時に助け合うだろうという想定にもとづいて、いちいちどれだけ私があなたに贈与し、あなたは私にどれだけ贈与したか計量しない関係を持つならば、それは共産主義的関係である。少なくともそのような共産主義的関係は近しい友人関係、恋人、家族の間には存在しています。

 ・・・そこから私が言いたいのは次のことです。もしわれわれがモースにちなんで、共産主義を全体的機構と見ないならば、共産主義はどこにでもある。エクソンやシティバンクといった巨大会社の内部でさえ、人びとはほとんどの時間、共産主義的に労働しているのです。共通の任務を前にした時、人は仲間に「そのスパナを取ってくれ」と頼まれた際、「代わりに何をしてくれる?」とは言わないものでしょう。(デヴィッド・グレーバーの言葉 『アナキズム入門』森元斎 p16)」

 

という「解説」は、アナキストの立場からの言葉のようですが、私のイメージする「共産主義」とは、こういう感じです。ギスギスした家族関係ならともかく家族に対価を適正に求めながら何かをするということがあるとすれば、それは資本主義的、と言わざる得ないでしょう。

 

 家族とか仲間、という感じを世界のあり方に求めるのが共産主義、ということです。ソ連や中国みたいな、「統制」を全面に押し出したあり方は過度的にせよ認めないアナキズムからのイメージの方が「純粋」なのかもしれません。

 

 ・・・どこかしら、アナキズムには惹かれます。アナキストの方が人間的に魅力がある人−たとえば、大杉栄のような−を輩出しているような気がして、私自身も「ボルシェビキ」という責任のあり方に「政治的」に惹かれつつ、「心情的」に「アナキスト」に惹かれます。

 

 「まあ、能力があって向いてる奴が向いてること頑張って、子どもが多い家庭とかには多く配分すればいいじゃん、あ、俺は大丈夫だから♪」みたいな感じがグレーバーのいうところの「共産主義的関係」であって、そういう世界のあり方を求める、っていいよなあ、と思うのです。

 ダメなの?弾圧されるの?こういうのって。

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