『リーガル・ハイにみる色の効果と着こなし方』 | ゼロからはじめる「メンズファッションの基本」

『リーガル・ハイにみる色の効果と着こなし方』

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私が毎週楽しみにしているものの一つにTVドラマのリーガル・ハイがあります。


知らない人のために簡単に説明すると、超凄腕だけど拝金主義者でお金のためならどんな弁護でも引き受ける弁護士の古美門研介(堺雅人)と、真面目さと正義感が取り柄の若手弁護士で古美門の助手をしている黛真知子(新垣結衣)の二人がすったもんだしながら裁判で戦っていくという法廷ドラマです。


法廷ドラマと聞くと堅そうなイメージがありますが、このドラマの半分以上というか9割近くがコメディになっていて、そこが面白くて見どころだったりします。




リーガル・ハイの説明はこれくらいにして、見ていて気になったのが古美門の敵役の弁護士である羽生晴樹(岡田将生)が着ているスーツの色です。


彼は多くのシーンでグレーのスーツを着ています。グレーと言ってもライトグレーやミディアムグレーといった比較的明るいグレーです。


濃紺やダークグレーといった王道の色のスーツを着ている古美門研介とは一線を画すスタイルです。


私はこの色には意味があると考えています。





というのもグレーはご存じの通り白と黒の中間にある色。これは裁判に勝つことより被告と原告の間に立って一番良い着地点に持って行こうとする羽生晴樹というキャラクターそのものを表す色だからです。


つまりテーマカラーとしてグレーのスーツを着させているのではと思うのです。






ファッションにおいて色というのは多くの人が思っているより大切な役割を持っています。


その一番は見た目のイメージへの影響です。


例えば全身黒だったら威圧感を相手に与えます。悪そうな雰囲気のお兄さんは大抵黒い服を着ていますよね。黒によってその怖さを増幅させているのです。


アメリカ大統領は大切な演説の時には赤いネクタイをしています。これは見ている人に言葉だけでなく視覚でも情熱を伝えるためです。


わかりやすいのが昔の特撮の戦隊モノ。レッドは熱血漢でブルーはクールなやつ、イエローはユニークなやつと色とキャラクターが結びついています(今の戦隊モノはどうなっているのかわかりませんが)。





普段同じような色の服ばかり着ている人は違う色の服を試着してみてください。印象ががらりと変わるのがわかるはずです。


社会人の人はスーツは中々変えられないと思うので、ネクタイの色を意識して選んでみてください。それだけでも印象は変わります。


ファッションに興味のない人ほど服の色を適当に選んでしまいますが、これを読んでいるあなたは色でイメージが変わるんだということを覚えてぜひ活用してみてください。







ちなみにリーガル・ハイは古美門研介と羽生晴樹のスーツの着こなしにも要注目です。


二人とも弁護士らしくきっちりとスーツを着こなしています。胸ポケットには丁寧にポケットチーフまで挿しているほどです。


色の合わせもさることながら、まずはスーツのサイズ感を要チェックです。


街中のおじさん達とはかなり違うことがわかるので、ぜひスーツ選びの際に参考にしてください。



あと、リーガル・ハイを観てない人は第一シリーズのDVDを観てから今放送している第二シリーズを観ることを強くおすすめします。特に第一シリーズの第9話は傑作で、この第9話のために第1話から第8話までがあるのではないかとさえ思うほどです。



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