今朝、福島沖を震源とする震度五弱の地震があり、これの影響で福島第二原発の使用済み燃料プールで冷却用のポンプが停止しました。

 

これについて東電擁護ネット民から

 

「不具合ではない、安全装置が正常に作動したから停止したのであって、何ら問題ない」

 

という意見があり、疑問に思いました。

 

震度五弱で燃料棒プールの冷却装置が停止するのが「正常」なのだろうか?

 

他の原発でも震度五弱の地震が来るたびに停止しているのだろうか?

 

冷却の再開ができなかったら大変な事態になるものを?

 

停止することが「正常な動作」であるならば、そもそもなぜ「3号機の使用済み燃料プールの冷却装置のみ」が停止したのか?

 

3号機だけが「正常」で、冷却装置が停止しなかった他のプールが「異常」であるのか?

 

餅は餅屋ということで、武田センセの解説を見てみました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=_3K-DVy52NM

2016/11/22地震・津浪・原発状況

 

https://www.youtube.com/watch?v=-WvjGkZnbpk

2016/11/22地震・津浪・原発パート2

 

うん、やっぱり普通に不具合ですよねwww

けっこーやばい事態ですよねwww

 

すぐに復帰したわけだし、例えば「今すぐ避難」みたいな危険な現場でないのは確かでしょうが、「問題ない、事故じゃない、不具合じゃない」は過剰擁護でしょう。 

 

福一→冷却装置が停止して「しまった」。そして復旧できなかった。大事故

福二→冷却装置が停止して「しまった」。でも復旧できた。事故にならず

 

復旧して事故にならなかったのは良かったけど、「停止しちゃいけないものが停止してしまった」のに「停止せねばならないから停止した」と真逆に言い換えるのは、よくない。

 

関連記事:

2016.11.22の福島第二原発冷却停止について、武田邦彦先生の解説を一部書き起こしました。

http://ameblo.jp/metisophia/entry-12222096821.html

 

 

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