メタボ薬剤師の健康指導

メタボ薬剤師の健康指導

薬剤師。なのにメタボ。
そんな私が説得力のない健康指導を致します。
「ふーん」くらいの感覚で読んでいただければ。

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こんばんは。メタボ薬剤師です。

ちょっと最近バタバタしていたので、久しぶりの更新です。ご無沙汰しております。


さて、今日の腹囲は99cm


おっかしいなぁ…こないだのアメトーーク!見てからウォーキングとかしてるんだけどなぁ…

ダイエットに関する記事を書けるようになるのはまだまだ先になりそうです…



では、気を取り直して…

メタボ薬剤師の健康指導Vol.5「逆流性食道炎」


メタボ薬剤師の健康指導


逆流性食道炎。筧さんがCMでやっていますね。なんかすごい名前ですよね。

ざっくり言えば読んで字のごとく、「胃酸が逆流してくる」病気です。

その胃酸によって、食道が炎症を起こすわけです。


んじゃあなんで逆流してくるのかっていう話ですが…


・ストレス

・胃の圧迫

・加齢

・食事


…が、主な原因となります。


普段、胃の入り口は胃酸が逆流しないように、ふたがされています。歳を重ねると、そのふたがゆるゆるになるのです。

そしてベルトや下着など、胃が圧迫されれば当然、胃酸は逆流しやすくなります。

また、食事によって胃酸が増えたり、胃の入り口のふたが緩くなったりします。

原因の食事の例としては、脂肪分やタンパク質の多いもの、アルコール、その他コーヒー・緑茶などに含まれるカフェインなどがあげられます。

そして、ストレスによって食道が炎症を起こしやすくなるとも言われています。

あ、たばこも良くないですね。


…とまぁ、いろいろ書きましたが、上記のような原因が複数重なり合って逆流性食道炎になるのです。


まぁでも、そんなこと言われたって困りますよね。

食生活や生活習慣ならまだしも。

歳は誰だって取りますし、ベルトや下着だって当たり前に着用します。

ベルトはともかく、下着は履いてなかったら若干危ない人です。

ただでさえストレスの溜まりやすい今の世の中、発散するのも一苦労です。

ひょっとしたら、下着を履かない解放感でストレス発散…なんて人もいるかもしれませんが、まぁ少数派でしょう。少なくとも私は無理です。


なので、今回の原因は気に留めておく程度で結構です。

逆流性食道炎になってしまったら対処として参考にしてください。

ではなんでこんな記事を書いたのかと言うと…症状を知って、早めに受診をしてほしいからです。

この病気には自覚症状があるので、ご自身で気づくことができる為です。


では、肝心の症状についてです。

あくまでよくある症状ですので、これがすべてとは言えませんが…


胸焼け

吐き気(胃の中のものが逆流してくる感じ)

呑酸(口の中がすっぱくなる感じ)

喉の痛み、胸の痛み


…などがあげられます。

上記の症状をお読みになって、「もしかしたら…」なんて思う方は、是非一度、近くの消化器科さんを受診してみてください。

ちなみに「呑酸」は「どんさん」と読みます。


今は気にならなかったとしても、放っておくと上記の症状が原因で、眠りが浅くなったり、食欲がなくなったり。

そのせいでよりストレスが溜まるなんてこともあり得ます。

睡眠不足で朝起きれば、口の中はなんかすっぱい。朝ごはんを前にしても食欲はなく、家を出てもずっと胸焼けが続く…嫌な生活ですね。


でもまぁ…今回の話もですね、今までの話と何か似ていますよね。


偏った食生活や、飲酒喫煙など、不摂生な生活が病気の原因になり得ます。

予防に関して、できることが全くないわけではありません

「なりたくないなぁー」…なんて思う方は少しだけでいいので、予防の意味もこめて生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか?

ただ、はじめに書いた通り、完全に予防できるものでもありませんので、気になるようでしたら早めの受診をお勧めいたします。



ではでは今回はこの辺で。





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