Xジャンプとはちょっと違います。
トレードではラインの交差で仕掛けることがよくあります。
交差のことをクロスと言います。
下の画像は移動平均線のクロスの状態です。
黄色が短期線で、赤色が長期線です。
少し微妙でわかりにくいですが、
1本過去の足で、黄色のラインが赤色のラインの下になっています。
そして、
現在の足で、黄色のラインが赤色のラインの上になっています。
この状態がクロスした状態です。
これを式で表してみます。
まずは以下のようにそれぞれの値を定めます。
黄0 (現在の足の黄色のラインの値)
黄1 (1本過去の足の黄色のラインの値)
赤0 (現在の足の赤色のラインの値)
赤1 (1本過去の足の赤色のラインの値)
1本過去の足は、黄色が下で赤色が上なので、
黄1 < 赤1
です。
現在の足は、黄色が上で赤色が下なので、
黄0 > 赤0
です。
これを組み合わせると
黄1 < 赤1 && 黄0 > 赤0
となります。
これは黄色のラインが赤色のラインを上抜けする場合ですが、
逆に黄色のラインが赤色のラインを上から下抜けする場合は、
黄1 > 赤1 && 黄0 < 赤0
符号が逆になります。
このクロスの考え方は慣れるまでわかりにくいかもしれませんが、
結構よく使うと思いますのでボチボチでいいので覚えてみましょう。