今日は春分だった
昼と夜の長さが同じになる。
また今年はうるう年ということで
2月末に1日(24時間)が付加された。
日本では江戸時代まで1日を昼と夜に分け
それぞれを6等分して時間を表す不定時法が採用されており
夏と冬では昼と夜の長さが違うため、当然6等分された時間の長さは、夏と冬では異なった。
今年は「うるう秒」というのもある。
7月1日、午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に
「午前8時59分60秒」という「うるう秒」が1秒挿入される。
3年半ぶりの調整。
現代社会では、コンピューター内部の秒数を変更すると、様々なシステムが誤作動を起こす可能性も指摘されているが、「うるう秒」の存続か廃止かについての結論は先送りされている。
もともと、地球の自転と太陽の周りをまわる公転を分割して
創り出された「時間」というあいまいな概念
「うるう秒」の付加は、それと国際原子時計が計る標準時刻のズレを調整するためのものだが、正確な測定方法が、発達すればするほど問題が出てくる
アインシュタインは時間というものは距離をはかる単位であり、
物と物との間に存在する空間の相対的な関係、という認識をもっていたと思う。
時間の長さを計る基準は、
地球の自転・公転で決まる
「自然の時間」と、
極めて正確な原子時計が刻む
「人工の時間」の2種ある。
宇宙はビッグバン以降、超高速で膨張を続けている。
膨張が続く間は、「時」はどんどん伸びていく。
地球の回転と移動をもとにして考え出された「時間」という概念。
「時」というのはいったい?