悲しき喫茶店
化粧水をレジに持って行ったら
「こちらテスターですので…」と
言われて恥ずかしかったハロルドです。
昨日はマイク & ザ・メカニックスの
シンガー、ポールのお話をしましたので
本日はマイク & ザ・メカニックスの
シンガー、ポールのお話をしましょう。
そう、今回はキャラックでなくヤングの方。
前回も書いた通り、ホール&オーツの
カヴァーで一お馴染みのポール・ヤング
とは別人ですのでお間違いないように。
ギタリストのミック・ジョーンズ
ドラマーのロジャー・テイラーと並ぶ
英国人3大同じパートの同姓同名ですね。
70年代前半、英国で活動していたジャイロ
というバンドのシンガーだったヤングは
同じく英国で活動していたプログレバンドの
マンダラ・バンドのメンバーと共に76年に
新バンド、サッドカフェ(Sad Cafe)を結成。
サッドカフェのサウンドは1stこそかなり
プログレっぽかったものの以降はずっと
洗練され、いわゆるブリティッシュポップ
といったサウンドから更にはA.O.R.的な
サウンド迄変化していった感じでしょうか。
よく引き合いに出されるのが10ccだとか
スーパートランプといったところからも
大体想像がつくのではないでしょうかね。
(ちょいと節操ない感じもしますが笑…)
オリジナルメンバーのヴィック・エマーソン
は後期10ccにも参加しましたし、一時期
在籍していたフィル・ランゾンは現在まで
長年ユーライア・ヒープに在籍しています。
(どちらもキーボーディスト)
SAD CAFE - SAD CAFE
こちらはバンド名をタイトルにした4枚目。
(日本盤はシングル曲と同じアルバムタイトル)
前作同様10ccのエリック・スチュワートが
プロデュースとエンジニアを担当しています。
前作の方が売れたんですけど、ボク的には
こっちの方がなんとなく好きなんですよね。
♪Sad Cafe - La-Di-Da♪
残念ながらヤングは2000年に突然の心臓発作で
53歳の若さで亡くなってしまいました。
キャラック同様、いいシンガーだったんですけどね。
♪Mike + The Mechanics - Word Of Mouth♪
ウルトラエース
賭博は全くやらないハロルドです。
今日4月22日はイングランドの名シンガー
ポール・キャラックの73歳のお誕生日!
プログレバンドWARM DUSTのメンバー
だったキャラックは72年にパブロック
バンドのエースを結成、74年にこちらの
デビューアルバムをリリースします。
Ace - Five-A-Side
このアルバムからシングルカットされた
この曲はチャートトップ20に入るヒット。
この曲はボクの大好きな曲であります。
R.スチュワートのカヴァーで知りました。
ロッドのヴァージョンもオリジナルに
負けず劣らず、めっちゃ良いんですよね〜
キャラックはその後ロキシー・ミュージック
の準メンバーとして活動したりスクイーズに
参加したりしますが、一番メジャーな活動
というと、やはりマイク・アンド・ザ・
メカニックスでの活動でしょうね。
ジェネシスのマイク・ラザフォード(B/Gt)
のソロプロジェクトにシンガーとして参加し
アルバム・シングル共に全米で大ヒット。
このグループには元サッド・カフェのシンガー
ポール・ヤングも参加しておりましたが
エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイをカヴァー
したあのポール・ヤングとは別人で、しかも
一つグループにポールという名のシンガーが
二人いるというなんともややこしい話。
でもキャラックもヤングもどちらも派手さは
ないけれど、いぶし銀な良いシンガーですね。
こちらは彼らのセカンド・アルバムで
ボクの大好きなアルバムです。
Mike + The Mechanics - Living Years
このアルバムからの2ndシングルである
この曲は世界中で大ヒットとなりました。
亡き父親との解決できなかった対立を
後悔する息子の心情を歌った超名曲です。
この曲を歌っていたのもキャラックですね。
ヤングは既に鬼籍、キャラックも現在では
メカニックスを離れていますが、いつまでも
現役としてながく活躍して欲しいですね。