青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」の6名は、
はじめて、青木繁の故郷・久留米市を訪れました。

ツアー3日目は、青木繁を偲ぶ命日供養の「けしけし祭り」です。
まずは、集合の順光寺で青木繁の墓所をお参りです。
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青木繁が滞在した布良の小谷夫婦と、けしけし祭りの主催:久留米連合文化会の森史陽会長。
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けしけし山(兜山)は、日光のいろは坂を思わせるような細い急坂をずいぶん登った所です。
明治のとき、青木繁はどれほどの時間をかけて、ここに登ったのでしょう。
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けしけし山から筑紫平野を眺めるのが好きだったという青木繁は、
「ここに骨を埋めてくれ」と遺言し、右の人差し指が天を指して分骨されたといいますが、
親友・坂本繁二郎らによって、碑が建立されました。
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例年、けしけし祭りは雨降りが多いそうですが、
没後100年目にあたる今年は、幸運にも晴天に恵まれました。

まず、献酒の儀式です。
(左)左から青木の孫の石橋エータロー長男の鉄也氏、青木の弟の孫の高山喜一郎氏、右端が久留米市長。
(右)左から2番目が、青木の滞在した布良の小谷家当主の福哲(ふくあき)氏です。
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久留米市長の祭文につづいて、
久留米市立山本小学校3年生による青木繁研究発表と合唱「母います国」(作曲:福田蘭童)
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久留米連合文化会の華道部による献花、茶道部による献茶、書道部による献書、
俳句部・川柳部・による献句、短歌部による献歌、吟詠部による献吟。
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遺族代表のご挨拶。
高山喜一郎氏(青木の弟の孫)と、石橋鉄也氏(青木のひ孫、福田蘭童・石橋エータローの末裔)
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遺族・高山喜一郎氏より、久留米連合文化会・森史陽会長へ、版画『わだつみのいろこの宮』寄贈。
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館山から駆けつけた「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」の6名
後列左から愛沢伸雄・小谷福哲・小谷由喜枝、前列左から愛沢香苗・鈴木瑞江・池田恵美子。
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記念写真は、青木繁遺族・久留米市長・久留米連合文化会役員らとともに。

久留米の皆さま、本当にお世話になりました。
青木繁も喜んでくれていることでしょう。多くの出会いに感謝!   合掌