放射能汚染農産物出荷は未必の故意による殺人!
複数の県が、お茶の放射能検査を拒否したとのニュースを見て呆れました。
日本の農業を守ることは大切ですが、遺伝子を傷つけ癌を引き起こすかもしれない汚染された農産物を人に食べさせることになるかもしれないのですから、「農業を守る為」というのは決して大儀にはなりません。
それは犯罪と言うべきものです。
もしそうした農作物を撮って誰かが死ねば、未必の故意による殺人罪です。
確かに、身体への影響は少ないかもしれません。必ずしも癌や白血病にはならないかもしれません。
でも、多くの消費者、そしてそうした農家も、「ひょっとしたら数年後には癌になるかもしれない」と思っているはずです。
それが、「健康には影響の無いレベル」という政府発表をいいことにして、未必の故意は無いと言い訳でもするつもりなのでしょう。
でも、これを未必の故意による殺人と言わずになんというのでしょう。
もともと、農薬を大量に用い、窒素肥料を大量に用いて硝酸態窒素だらけの農作物を作ってきた農家に、誠実さなどは期待していません。
私は糖尿病ですが、硝酸態態窒素だらけの野菜が糖尿病を引き起こしているとの市井の研究者もいます。
そうした日本農業が実は専門家の間で問題視されていた訳ですが、ほとんど何の策も打たず今日まで来ています。低農薬・少肥料で誰が食べても安心な農作物を作っているのは、日本ではほんの一握りの篤農家です。
今回のお茶の件を知って、やはり日本の農家の大半は、「消費者に安全で美味しいものを食べさせたい」なんてこれっぽちも思っていないことがはっきりしました。
今回原発反対派のジャーナリスト達の一部は、TPPにも反対している人が多いようですが、こんなレベルの日本の農業を他の産業の犠牲を払っても守る価値があるとお思いですか?と聞きたい。
TPP反対と声をあげているジャーナリストは、何でもかんでも政府のやることに反対するというステレオタイプの輩も多いようですが、それでは単に体制側の大マスコミへの差別化として反対を主張しているだけです。
正義のジャーナリストであると自負するなら、全ての事柄に対して是々非々で向き合ってほしいと願うものです。