2017年になってから1回目のらっすぃー(水曜EVENING RUSHの通称)の英語発音コーナー ENGLISH RUSHを聴いてくださったみなさまありがとうございました
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
EVENING RUSHの番組ブログはこちら
私はあまりペースを崩したくないので、日本にいるときはなるべく普段通りの生活ペースを心がけていますが、そうは言っても、発音レッスンがお休みだと、30分刻みで予約に追われていないため、ネジがゆるんでしまった感があります。
電磁波からかなり悪い影響を受けていることがわかり、なるべく電子機器から離れて過ごしていたため、世の中で何が起きていたのかや、みなさまが何をしていたのかなどまったくわかりません。
しかし、特に不都合はなかったので、このまま今年もなるべく電子機器や電波から隔離した生活をしようと思っています。
論文を書くときに、洋書の文献が大量に必要で、すぐ手に入るため、電子書籍をダウンロードすることが増えました。
電子書籍は便利ですが、タブレットをいじりたくないし、読んだ実感がわかず、脳に深く刻み込まれなくてフワついた感じがあるため、、紙の本をたくさん購入し、読みました。
やっぱり私はあのページをめくる感じが好きだと再認識しました。しかし、また本が山積みだ、、、。
私は「積読(買うだけかって積んでおいて読まないこと)」なんて高度な芸当はできず、買ったらおなかがすいた狼の子がえさを食べるみたいな勢いでむさぼり読んでしまうため、時間がないときは本屋に近寄らないようにしています。でないと、生活が破綻します。
さてー、ぜんぜん関係ない前置きはこのくらいにして、本日の本題です。
今回は、数年前、お正月シーズンに見てフレンチが食べたくてしょうがなくなってしまった麻薬のような美味しい映画、「ジュリーアンドジュリア」から1つ英文を紹介し、発音練習をしました。
映画を見たのは、まだお正月休みで個人のフレンチレストランはやっていなかったので、料理家、ジュリア・チャイルドが作る古典的なフランス料理が食べられる店はお休みで、消化不良感が残ったのを思い出して、今回とりあげてみました。
メリル・ストリープがジュリア・チャイルドに声色までそっくりです。
「ジュリア・チャイルド」で動画検索すると、出てきますよ。
鳥の足をつかんで、包丁をぶっさすというダイナミックなパフォーマンスが見ものです。1960年代とは思えない、、、。
↓怖いんですけどー!↓
↓何するつもり?↓
【発音ポイント1】What isの縮約形、What’sのsの音
単語の最後にsがあると、息の量がたりなくて、音が出しきれていない人が多いのですが、この音がうまく出ないと 動詞がない不完全な文章に聞こえてしまいます。
sの音は、歯と歯の間を空気が強く摩擦して出て行く音、歯擦音(しさつおん) と言います。
腹筋が硬くなるくらい、お腹から息をたくさん出して、/sss/と発音します。腹筋が硬くなるくらいお腹に力を入れて、息をたくさん吐くことが大事です。
ボクサーがよくやってますよね?
↓おりゃー!↓
tといっしょに発音すると、あついものに触って、「アツっ!」と言うときのように、すばやくtsと発音しましょう。
「つ」のように余分な母音「う」が入った音(tsu)を出すと、通じない原因になります。
What’sの中では、口をパクッと大きく開けて発音する母音/a/を最も強く発音します。
↓映画↓
【発音ポイント2】dinnerの最も強く発音する母音、/i/の発音
この音は、日本語の「い」とはぜんぜん違う音です。
唇にペットボトルのキャップをはめ込んだみたいに、丸くして、前に突き出します。
こうすると、舌先が上の歯の裏に近づきますから、そのまま/i/と発音します。
【発音ポイント3】文章全体のイントネーション
What’s for dinner? では、What’s の/a/と dinnerの/i/が強くなるように発音しましょう。
文章の最後は、下げましょう。
発音ポイントを文字で表現しきれないので、ぜひ番組ブログ内の音声ファイルを活用して復習してくださいね。
番組ブログの右側「カテゴリ」→Wednesdayに番組内のダイジェスト版が聞ける音声ファイルがあります。
EVENING RUSHの番組ブログはこちら
※発音は、「英語らしく聞こえて、どんなレベルの人でも発音しやすい程度の英語らしさ」に調整してありますので、「うわ!ネイティブみたい」という感じにはしていません。
では、次回の放送もどうぞお楽しみに