次の原稿上げるまで更新しないぞーという覚悟だけは一人前であったが現実的に考えてそれを実行するとこのブログのアカウントが消滅しかねないので更新する。


あまりに「pulp」が売れてないという事を先日の日記でくどくどと愚痴ったせいか、多数の人にコメント励まし頂いて大層申し訳ない気分でいっぱいのボク、しかし失礼ながら直接コメントの返事とかすると人見知りなもんで一辺倒の返事しか恐らくできないからこの場でありがとうを言いたい。ありがとう、ありがとう。ボクまだ生きていける、と思った。


閑話休題。


今ボクにはとても好きな人がいて、今日はその人がお見合いをしてしまう日なんだけれども、生憎、ボクは無力なもんでダスチンホフマンが如き青春の衝動でもって彼女を見合い会場に奪いに行くというような行動には到底、出られない。出たとしたって警察呼ばれてお縄頂戴、パトカーに乗って景色眺める、なんちゅうオチになるのは分かっているのだ。流石に。ボクにも。


でも、彼女がボク以外の人と結婚してしまったら、と思うと死にたくなる。


お見合いなんて断りゃいいじゃん、と言う人もあろうけども結構話はややこしくて、これがまた、何か勢いで結婚させられちゃいそうな感じだとか何だとかいう事を聞いたりしていて、困った。

だからボクはただ、彼女がお見合いを断る事を祈るより他ないのだ。


もしも彼女がその縁談を断り切る事ができなかったら、ボクは一体どうするだろうか。


さよならを言うのか?


否、否。


今更さよならなんて、そんなもんはない話だ。今更。さよならなど。


一緒にどこぞに逃げようか。

そう考えるボクはたぶん、とてつもなく青臭いのだろうけれど、青臭いもん書くのが仕事のボクだから、たまには現実で青臭い行動に出るのも、まあ悪くはない気がする。


彼女が「うん」と言ってくれるかどうかは分からない。或いはもっと別の方法があるかもしれないのだし。

けれどボクは頭が悪くて、あまりいろいろな事を考えられなくて、だから今、ボクは彼女と2人どこぞ遠くの小さな町の片隅で暮らすぼんやりとした毎日をただ夢見るばかりだ。


徹夜だからこんな事を書いてしまうんだろう。

無関係な人にとっちゃ、薄ら寒い、気持ち悪、って思われる内容だっちゅう事はまあ、理解している。

他人のこんな話聞かされたところで得るモンは何もないし、楽しいとも思えないだろうし、これが独り善がりのつまらない駄文だって事も分かってるのだ。


それでもボクは言霊の存在みたいなものを信じていて、口に出したり文章にしてみたりした事は少なからず現実味を帯びていくものだと信じているから、今、これを書いている。


彼女との生活がいつか訪れればいいと思う。



だけどもボクにできるのは、小さな町の片隅、こぢんまりとした部屋の中での彼女と2人の生活を、ただただ夢見るばかりなのだ。