なんか、体調悪い。寒いからかなあ。


うちはとうとうブロードバンドになり、快適インターネット、これでエッチな動画とかバリバリ落とせちゃうなあ、とか思うと逆にそういう事ちっともしなくなったりなんかする。


それはさておき、新刊「pulp」が発売になったわけなんだけれども、案の定、お母様からお電話があり、タトゥーの件について聞かれたりなどし、また一方で、別の人から、「暗いんだよォ!」といった苦情めいたご意見なども頂く今日この頃。


どうも、「三月、七日。」とか、「青春時計」とかのイメージが強くなってしまったらしく、デビュー作は、それでも結構暗い話だったのだけれども、そんな事など、もうなかった話であるかのように、今回の作品の内容について、「こんな話だと思わなかった」といった事を言われましてもボクも、ちょっと、困ったり、する。


やはり、ボクの書くもので世間に受け入れられるのは、青春恋愛純粋抽出的なモノでしかないのだろうかと、悩んだり、唸ったり、あれはあれでボクにとって大切なモノはあるけれども、今回のは、特にいろいろ考えて、とても大事に、大事に、一文字、一文字、書いていったものだから、広い心で受け入れてくれると、ビンゴも嬉しい。


その奥にたゆたう色が、白かろうが、黒かろうが、青かろうが、赤かろうが、それを書いた人間がボクである以上、それはやはりボクの作品なのだ。一切の区別なく、一切の差別なく、ボクの本はボクの本なのだ。


それで、いいでしょうよ。



ひひひ。