セッションの場に生きている人はいない。 | メンタルジム三重公式ブログ

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三重をベースに活動するメンタルコーチ川本義巳の公式ブログです。

※メルマガからの転載です。

 

こんにちは。川本です。

今日はコーチングのセッションについてのお話を。(^_^)


コーチングという対人支援スキルを使ってクライアントをサポートする場合、

「セッション」なるものをやることになります。


セッションというのは、まあ個別相談時間ですわな。


60分なり90分なりかけて、個別に話を聞き、
その解決に対してコーチングするみたいな話です。



コーチにとっては、自分の真価が試される、
一番大事な時間と言っても過言じゃないですね。
ここでしくじるわけにはいかないですから。


そのためか、セッションにすごくチカラを注ぐ人がいます。


まあ本番は当たり前なんだけど、僕が気になるのは練習のときね。



練習セッションをたくさんこなす人がいます。
100人、200人とやる人もいます。


練習することに異論はありません。

僕は練習セッションをやらない人なので、むしろやってる人を尊敬してますし。^_^;



繰り返します。練習することは悪くないです。


ただ


練習すればいい


というもんじゃないと思うんですよ。


どういうことかというと


コーチングセッションという特殊な状況下だけ
うまくやれるようになってもあまり意味がない


ということなんですよね。

なぜかというと


セッションという環境下で生活してる人はいないから。



人はみな、自分の人生、自分の生活を送っています。
そこに変化をもたらさないと、意味がないんです。

いくら良いセッションをしても、その人の日常に
変化が生まれなければ、意味がないわけなんです。


なので僕はセッションのときに
大きなワークをやっているとき以上に
雑談をしているときに神経を使っています。


この素の状態のときにいかに変化を起こせるか。
それがその先の未来を変えていきます。


僕のクライアントたちが卒業前になると


「最初何で悩んでいたのか思い出せない」

「気が付くと自分で問題解決している」


と言ってくれるのは、こういうことをしてるからです。


ちなみに雑談で変化を起こすには
日常的な自分の雑談の中に
そういうスキルを入れておいて
毎日練習するのがコツです。

そのスキルを学ぶことが出来ます。