TVドラマ、映画にもなった『リング』。

貞子は、恐怖の象徴になりましたよね。

 

でも『リング』に続編があることを

ご存知の方は少ないかもしれません。

 

もうこれはね、ただのホラーじゃないよ。

 

「魂」とは何なのか?

「心」とは何なのか?

「意識」とは何なのか?

何故この世界に自分はいるのか?

そもそもこの世界はどのようにできているのか?

 

といったことがとことん議論されている

哲学書なのです。

 

 

 

 

 

 

 

今月読んだ『エス』と『タイド』で

心に刺さった文章と

それに対する矢野の意見を書いてみました。

(赤字と改行は矢野が施しました)

 

 

二次元平面に生きる者は、三次元空間に生きる者の世界をかいま見ることはできないし、その世界を想像することもできない。

しかし、逆が可能であるのと同様、高次元に生きる者は、下次元に生きる者の生に干渉し、加工することができる。

得意だろ。おまえ、映像を加工するのは。それと同じだよ。

三次元の世界に生きる我々は、二次元の世界(絵画、写真、動画など)を加工することができる。

高次の存在がいるとしたら、我々の住む三次元の世界を、まるで動画編集をするように自由に加工することができるかもしれない。

我々の人生は、そういった高次の存在によって、創り出され、操られているのかもしれない。

 

 

AとT、CとGは相棒であり、同一と見なしていいから、「A=T」を0、「C=G」を1といった具合に、二種類の文字列に置き換えて表記することができる。

つまり遺伝情報は、二進法で記述することが可能なんだ。

したがって、発信者である霊的な存在のおわす場所は、コンピューターの中、あるいは、生命の根源でもあるDNA……、そのどちらかということになる。

この考え方には驚いた。

生命の設計図であるDNAは、A、T、G、Cという4種類の塩基からできている。

AとG、CとGが結びついて、DANは二重螺旋となる。

「A=T」を0、「C=G」を1とすると

コンピューターと同じ二進法で記述できる。

これは偶然なのだろうか?

 

人が作ったコンピューターが、人と同じ構造をしていた。

神は自分の姿に似せて、人を創った。

人も自分に似せて、コンピューターを創った!

 

全ての情報は二進法で記述できる。

生命でさえも。

 

そう考えると、神が存在する場所は、

コンピューターの中(プログラム)か、

DNAの中となる。

 

神には姿形があるわけではなく、

0と1の数字の羅列なのかもしれない。

 

なんという発想!

 

 

 

かつてアインシュタインは

「人生は幻想に過ぎない」

と言いました。

 

イーロン・マスクは

「この世界は仮想現実」

だと言います。

イーロン・マスクだけでなく

多くの科学者や著名人たちも

同じように考えています。

 

この『リング』5部作を読むと

それが真実かもしれない、

と思わざるを得なくなってきます。

 

5部作で特におすすめは『ループ』。

今でこそ「この世界は仮想現実」

という考えが知られるようになったが、

20年以上前にこの本を書いた著者は天才だと思う。

 

 

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