僕は臨死体験をしたことがあります。たぶん……
大学のサークルの新人歓迎コンパで、
先輩に勧められるまま日本酒を冷やであおり続け、
急性アルコール中毒になりました。
場所は、山小屋。
救急車は来てくれません。
酔いつぶれて、いつの間にか意識を失って、
意識が戻ったと思ったら、
天井から自分の姿を見ていました。
荒く速い呼吸をしている自分の姿が見えました。
先輩たちが何人か、僕の周りにいました。
幹事長をしている先輩が、
「やばいよ、こいつ死んだら、同好会どうなんだよ」
と言っていました。
「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
先輩の一人が、僕の体を起こして、水を飲ませました。
「水たくさん飲んで、胃の中洗うんだ」
僕は、水を飲んでは吐き、飲んでは吐きを繰り返していました。
かなり苦しいはずなのに、痛みはないんですよね。
完全に、肉体の感覚が麻痺している…
というより、肉体と魂が分離している感じ。
痛みを感じないほど肉体が麻痺していたら、
水を飲んだり、ゲロ吐いたりできないですからね。
何回も水を飲んでは吐きを繰り返しているうちに、
また意識がなくなりました。
魂が肉体に戻ったんでしょうね。
再び意識が戻った時は、朝でした。
陽の光が眩しい、頭が痛い。
生きていました。
この時、肉体と魂は別々に存在していると思いました。
だって、脳みそアルコール漬けになっている状態で、
あんなにはっきりと、見えたり聞こえたりするはずありませんから。
魂は不滅。
だけど、肉体がないと行動できないから、
現実を変えることはできない。
僕たちは、行動するために、
現実を変えるために、
肉体を持っているのです。
だから、僕のカウンセリングは、
気づいただけで終わりにしないで、
行動して現実を変える
ことを目指しています。
気づくだけなら、死んだ後だってできますから。たぶん……
・2/9(木) 札幌(札幌駅)
(12/19(月) 東京(水道橋)は満席になりました)
「頑張り過ぎてぶっ倒れた人が、次のステージに進める」
矢野惣一の心理療法。
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矢野惣一グループカウンリング