素敵な子どもたち | インドネシアでわたしがする10のこと

インドネシアでわたしがする10のこと

1を求める前に10を与えよ。

25日から27日まで、夫はジョグジャカルタに高校の同窓会に出掛けて不在。


会社は24日から27日まで4連休。


翻訳などの仕事も溜まっていなかったので、久しぶりにのんびりとした連休を

過ごすことができた。


というのも、ここ数ヶ月、休日に1日中家にいたことなどなかったのだ。


そして1日中家にいると、どういうことになるかというと…


子どもたちが、母親の相手をしてくれるのである。

(母親が子どもたちの相手をするのではなく、子どもたちが母親の相手をしてくれる)


部屋でちょっとでも横になろうものなら、

外からバタバタバタとせわしない足音が聞こえてきて、ドアがバーンと開け放たれ、


「ママぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


そして、ママの部屋はそのまま子どもたちの遊び部屋と化す。


そこで子どもたちはせっせとママへのお手紙を書き、ママの絵を描き、それを

包装紙につつんでプレゼントしてくれるのだ。


日本に住んでいる日本のお母様方なら、こんな光景は当たり前のことかもしれない。


でも、平日は勤めに出て、ベビーシッターを雇い、いいとこどりの子育てしかして

こなかったわたしには、こんな光景でさえもちょっとうれしかったりする。


大学時代の友人は、我が家に泊まってわたしの非母親ぶりを見るにつけ、こう言った。


「子育ては、おなかの中でもう終わっちゃったのね…。」


それほどまでに超放任主義(?)の母親であるこのわたしに、ママ、ママと寄ってきて

くれる子どもたち。


ああ、なんと素敵な子どもたちなのだろう。


子ども達が去った後、部屋の中は、紙くずだらけ。床は糊でベトベト。

そしてクレヨンの跡も…。


でも、そんなの気にしない、気にしない…。