❤︎ 今日の一曲 ❤︎
“CHE.R.RY” YUI
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4月1日、自宅からバス一本のところにある松戸の
中華蕎麦 とみ田でこちらのイベントが開催されることを知りました
今回は小雨の降る悪環境
深夜からはとても列ぶ気になれません
朝起きてもイマイチノリ気にならなかったのは、「山岸一雄氏」の功績は常々素晴らしいと思っておりますが、「大勝軒」のつけそばに正直あまり食指が動かなかったから
甘辛酸のシャバ系のつけダレが私の好みではありません
そこでTwitterをチェックして向かったのはこちら
饗 くろ㐂
浅草橋駅からのいつものコースで店頭に到着しました
開店時には30名を超える行列ができていました
順番に店内へ
今回の目的はこれ
煮干し醤油つけそば
黒木大将の煮干しに大変興味がありました
案内されたカウンター席に着席しました
麺は低加水 or 平打ちが選べるとのこと
煮干しといえば低加水
定石で選びました
やがて煮干し醤油つけそばが配膳されました
やはり「くろ㐂」の盛りつけは美しい
器もテーマや食材にフィットしているものを使っていらっしゃいます
では、まずはつけダレから
やはり大将の煮干しの解釈は紋切り型のステレオタイプのものとは一味も二味も違っています
背脂、葱、筍、酢橘が入っています
背脂の甘さ、醤油ダレ、煮干しの風味、酢橘の酸味が交錯する味わいを計算づく
さっぱりしていながら、立体的な構成
醤油味と塩味のチャーシュー、紫カイワレ
麺に張られているのは宮古島の塩で作った水塩
昆布水を安易にもってこないあたりが大将の面目躍如
宮古島の水塩だけでいただいても美味しいのですが、本領発揮したのはつけダレで食したときでした
水塩がつけダレに“キレ”をナイスアシスト
啜っていて楽しくなります
黒木大将の作品は、志が高過ぎて、私のような素人にとってはものによっては禅問答のような難解な一杯であることもあります
このつけそばは、わかりやすいシンプルな構成ながら、随所に大将の技やアイデアがちりばめられていました
(食材のセレクト、味の構成、器の選択に至るまで、同業者にとって勉強になると思います)
あっという間に完食です
ごちそうさまでした
[つづく]