お葬式のお供え、団子、ごはんです | 千葉 市原のお葬式 家族葬ホール                     メモリアルハウス浜野のブログ

千葉 市原のお葬式 家族葬ホール                     メモリアルハウス浜野のブログ

十全社メモリアルハウス浜野のスタッフが、ご案内します。
お葬式のこと、当式場のこと、スタッフの仕事ぶりなどをつづります。
家族葬の本当の所など、お葬式の内情もお話します。
お急ぎの方は、テーマ別から目的の記事をお探しください。

千葉市、市原市の家族葬をお手伝いする メモリアルハウス の栗原です。


お葬式の際に、よく目にするこのようなお供え物。


千葉 市原のお葬式   家族葬ホール                     メモリアルハウス浜野のブログ
写真左奥の団子、単にお団子とか枕団子という場合が多いです。

写真では、6個の白いお団子が飾られていますが、このお団子の

数が、たびたび話題になります。私が聞いた理由らしき事として


団子が6個   六地蔵へのお供えとして6個

団子が8個   仏教の八正道説の8個

団子が12個  仏教の十二因縁説の12個

団子が24個  仏教の四諦、八正道、十二因縁の合計24個

団子が49個  49日間の旅の途中1日1個で49個

         (最後の日は成仏する日なので1減らして48個も)

団子が108個 煩悩の数の108個


色々な説がありますが、正解はわかりません。私が聞いた範囲という事で。

なお、浄土真宗系など団子は不要という宗派もありますので

仏教ならば、必ず必要という事でもないのです。



写真右奥のごはんは一膳飯、枕飯、仏飯、こちらも言い方は色々です。

お箸をさしてお供えする場合が多いです。

ただ、そのお箸が故人が使用していたお箸や割りばしを使う。

また本数も1本だけや、2本の場合、さらに割りばし使用の場合は

割らずに、そのまま差すなど、微妙に習慣が違います。


ちなみに、出棺時にこのご飯茶碗と団子の皿を自宅前で

割るという習慣は、千葉ではないと思います。

もともと関西圏で、故人が自宅に戻らず、迷わずに

四九日の旅を進むように、出棺時にそのように習慣があると

聞いたことがあります。その様子がTVドラマなどを通じて

広まり、イメージとして定着しつつあるのかもしれませんね。


お葬式の習慣もTVなどの影響で、全国的に均一化していくんでしょうね。