Adobe Reader Xで
共有フォルダのPDFファイルを開こうとすると
『・・・アクセスが拒否されました』
というメッセージが表示されて
PDFファイルが開けないという問合せがありました。
共有フォルダからローカルPCにファイルを移すと
開くことができる模様。
職場の自分のPCも問合せ者と基本同じ環境。
しかし、自分からは該当のファイルは問題なく開ける。
特にエラー等表示されない。
周りの人も開けるみたいなので・・・
さて、どうしようか・・・
こういう時は、やはりネット頼み!
調べるとどうやら、Adobe ReaderXで導入された
『保護モード』
というのが影響していることがわかる。
対応策は以下だ。
1..Adobe Reader Xを起動する
2.編集→環境設定をクリック
3.分類から『一般』を選ぶ
4.起動時に保護モードを有効にする のチェックを外す
これでとりあえず問合せ者は開けたようだ。
ただ、この保護モードというのは
PDFの攻撃を防ぐためのサンドボックスというセキュリティ機能なので
これを外すとセキュリティが低下する。
そのため、あまりチェックを外すというのはおすすめできない。
内部の環境の中で
これは安全だとほぼ確定できているのに
開けない際に必要に応じてチェックを外すのがいいかと思う。
今回は問合せ者の環境の問題と思うが
根本的な原因はいまいちわからなかった。
場合によってはAdobe Reader Xの再インストールが必要なのかもしれない。