えー、るいです。今回は過去にワタクシがやっていた怪しいお仕事をご紹介したいと思います。
けっこう前の回想録的な内容になりますがお付き合いくださいませ。
突然ですが皆様はライブチャットというものをご存知でしょうか?
簡単に言うとパソコンにカメラをつけて会員の殿方とチャットをするというものです。
これはえらく時給のいいバイトで、時給3000円が相場です。ヘタなキャバクラより断然稼げます。
実はるい、このアルバイトをやったことがあります。
モノによってはアダルトな内容を含むヤツもありますがるいのやってたヤツはノンアダルトだったのであまり抵抗はありませんでした。
というか抵抗どうこうよりもボケ~ッとチャットしてるだけで時給3000円ももらえるのが魅力的すぎました(^^;)
手順としては、まずネットで「ライブチャット」と検索し、いっぱいでてきた中から自分の条件にあったヤツを選びます。
そーゆーサイトは大抵常時女の子を募集しているので応募フォームからメールを送り、返信を待ちます。
ちょっと待った!ライブチャットのカメラはどうするの!?と思ったアナタ!いい質問です!
WEBカメラはそのライブチャットの会社が無料でレンタルしてくれます。なかにはお金をとるところもあるらしいのですがるいがやってたところは無料でした。カメラは郵送されてきます。
カメラが届いたら次はいよいよ面接です。WEBカメラを使って会社の人と面接を行います。このとき年齢確認のためカメラ越しに免許書などを提示します。
ここまで大抵4日くらいかかるかな。
面接が終わったらあとは採用の通知を待ち、OKがでたらいよいよデビューです。
気になるお給料のシステムですが、基本時給3000円に加えて「チップ」なるものが存在します。
これはお客さんと仲良くなるとお客さんがプレゼント代わりにくれるもので、チップ次第で給料の額がぜんぜん変わってきます。ちなみにあすかは一晩で7万くらい稼いだことがあります。ぽけ~っと座ってテレビを見ながらチャットをするだけで7万円です!アダルト一切なし!しいて言えばたまにお客さんを上目使いで見てあげるだけでいいのです。
ぬ!?
「そんな儲かるアルバイトをどうしてやめちゃったの!?」
という読者諸君諸兄の声が聞こえてきました。
それはですねぇ…ちょっとした事情がありまして…
こーゆーライブチャットのビジネスというものは女の子が多く在籍していないとなりたたないのです。
つまり、言い換えればライバルがいっぱいということになります。
お客さんは女の子の顔写真一覧から話したい女の子を選んでチャットをするわけですから、指名を得るためには数多くいるチャットガールのなかで一際目立たなければいけないのです。
そこでワタクシは考えました。目立つ方法はないか…と。
考えた末、いいアイディアを思いつきました。
「そうだ!コスプレ!!」
ワタクシはすごくアキバ顔で、自分で言うのもなんですがメイド服がすごく似合います(^^;)過去に街中でいきなり「君、萌え顔だね」とスカウトされてメイドカフェで働いていたことがあるくらいです。
これはメイドになるしかないッ!と思い、メイド服を着てチャットをすることにしました。
予感的中大成功!殿方はワタクシのメイド服に激烈な萌え(燃え?)を感じたらしく、ワタクシは一躍チャットガールのTOPに上りつめました。
そんなある日のこと。いつものようにライブチャットをしていたら一人の新規の殿方がチャットルームに入ってきました。
お、新しい人だなぁと思いながら接続の準備をして待っていました。
このとき接続していなかったら…。まさに人生は一寸先は闇です。
接続が終了し画面を開いてみると、なんとそこにいたのは…
中学3年生のときの担任の先生でした。
さんざんバカにしたハゲ頭。変わっていません。むしろ進行しています。
先生「…もしかして、毛利(←るいの名字)??」
先生ばっちり気付いちゃってます。
るい「・・・・・・ご無沙汰しております・・・」
かくして数年ぶりに二者面談が行われました。ライブチャットで。メイド服で!!
中学のときは成績優秀な子でした。何をやらせても万能でした。優良児童生徒賞ももらい、教育委員会から表彰されたこともあります。町から奨励金ももらいました。
きっと先生も自分の受け持った生徒が表彰されうれしかったことでしょう。「毛利!先生うれしいよ!」と何度も褒められました。
しかし数年後・・・・・・・・
その女の子はメイド服にネコ耳をつけてパソコンの前で凍りついていました…
それ以来怖くてやってません(泣)
先生ごめんなさい(爆泣)