大西宏のマーケティング・エッセンスで「セカンドライフってもう終わった? 」というエントリがあった。

要はセカンドライフってもうピークを過ぎてる?という話であるが、参照しているのが相変わらず論拠の薄いAlexaなので、以前Alexaのデータの見方に注意というエントリをされていた秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログでこの記事に対して「Alexaで取れるのはウェブサイトのトラフィックだけ 」という突っ込みエントリをされていた。

オンラインゲームやセカンドライフのような専用サイト(サーバ)接続型のアプリケーショントラフィックは取れないわけで注意すべきだろう。

もっとも噂レベルであれば大西氏の追記にあるテクノラティの検索結果でもよいんだけど、「Secondlife」だけで「Second Life」で検索してないし、日米ともSecond Lifeでは老後のセカンドライフという使い方と区別できないわけで、これまたお粗末である。


また、秋元氏のエントリで「(ウェブサイトを)比較するならGoogle Trendsとかを使われた方がいいかと思う」といわれていたが、そんな折、

グーグル、「Hot Trends」機能を公開--最も注目されている話題をほぼリアルタイムに (CNET)

というニュース。
基本的に検索キーワードランキングのGoogle Zeitgeistをベースにしているようで、頻繁に検索されるキーワードを単純に集計するのではなく、独自のアルゴリズムを用いて膨大な量の検索を分析し、過去のトラフィックと異なる傾向を示すテーマを分析しているとのこと。

HotTrendで世界におけるセカンドライフの盛り上がりを見るとこんな感じ。

Google Hot TrendでSecond lifeをチェック

trend-sl


リンク先ではグラフのピークごとに(主要な?)ニュース記事へのリンクタイトルも出る。


日本でのPS3のトレンドグラフを見るとこんな感じ。

Google Hot Trendで日本でのPS3をチェック


trend-ps3

ただ、どういう基準で地域を絞っているのか不明(ニュースサイトとかの地域か?)なんだけど、日本なら都道府県ごとに出せる。

各国語版もリリースされるようだから待ってみよう。