抓まれた花
闇を包む光を刻み
高く高く昇って往く
幾重にも広がる波紋のように
朽ちては咲く花
夜の闇に大地に還り
朝の雫で花開く
土に溶けては
空を仰ぎ
愛で罪を知る

廻る 廻る
万に続く彷徨える旅の人
記憶を紡ぎ
夢に覚えた重なる想い
記憶の波に逆らえども
探し求めては辿り着く
万の影追い求め
やがて一つの形と成る
廻る 廻る
巡り逢う
深く 深く
刻まれる
時を越えまた
巡り逢う

抓まれた花
罪で愛を知る

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くるりくるり 命は廻る
いろんな愛を残して廻る
くるりくるり 重なる時空
どこかで必ず会える
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