あたしだけのものにするの。
小鳥の意思にわ 触れもせず
ただただ 籠に 閉じ込めるの。
あたしだけの 小鳥。
小鳥わいつも
側にいてくれるかもしれない。
それは
あたしが 閉じ込めているから。
此処にいてくれる。
小鳥わ此処から 「逃げたい。」と
感じているかもしれない。
失う事に恐れを感じ
小鳥を手放す事が出来ないの。

だからね
頑丈な籠に
閉じ込めてしまうのかもしれない。
小鳥を手放し 籠から外の世界へ。
自由にしてあげるわ。
それでも小鳥が
あたしのもとに 舞い戻ってきたのなら
そこに初めて
小鳥の意思が 生まれるんだもの。
さあ
大空へ 飛んでおゆき。
『あたしを見つけて 籠に入れてよ。』

付加価値な愛情なんていらない。
ほしいのは
あなたの ぬくもり だけ。

2006/06
*
前は、自由に書いてたなぁ~なんて。
「わ」って書いてた自体、時代を感じる(笑)
たまにはこんなのもいいじゃない。
最近は、自分には爽やかすぎてる気がする。。
そんでもって、自由に書けてない。。
まあ、そんなもんですね。。
それでは、岩井俊二の世界へ旅立ちます。。