おはようございます。スーです。
今回の丹羽正に聞いてみたは、
お待ちかね コマセのはなしの
つづき
さて、どんな話が聞けますかな
【スー】
最後の時間に大量のコマセを撒いて、それまでとは違った釣りをしてみるってことなんだけれど、コマセはどんな風に撒くの
【丹羽さん】
バカバカ撒くんだよ
【スー】
バカバカ撒く(丹羽さんらしい表現ではあるんだが)それじゃ、みんな分かんないよ(笑)
【丹羽さん】
自分の釣れる範囲に(海全面に雨あられの如く)1回30杯。
コマセは団子状に撒くんじゃダメ、バラ撒くこと。これで釣れなきゃ、魚がいなかったんだろ。
※丹羽さんは釣れなかった場合、魚がいなかったことにします(笑)
それにしても、30杯かよ。腕がもげる、死にそう
コマセは至る所に流れているんだ
【スー】
ちょうど良い機会だから、コマセの基本的な撒き方を教えてくれないかな
【丹羽さん】
なんだよ、丁度いいってのはよぉ~
(基本的に)活性の良い時には、コマセの濃いところに魚は集まる。活性の悪い時には、(海の)下の自分のいやすいところ=深い所でコマセを食う。
【スー】
(コマセの濃いところということは、)潮目はコマセが集まるから魚が釣れるんだね
【丹羽さん】
それは、(ちょっと)違うぞスー
コマセは、広がったら潮目で集約なんかしない。
むかし、水中撮影してな。それを確認しているんだ潮の流れとは全然違う場所にコマセが流れて行ってびっくりしたもんだよ。
だから
俺は、足下に入れたコマセは海全面に広がっていくと考えて、釣りを組み立てている。
基本的には、足下にコマセを打って、仕掛けの投入点に合わせるコマセを打つ。
ただし、アテ潮では、足下のコマセは何の意味もない。
※仕掛けの投入点に合わせるコマセは、ウキに被せるとは限らないという点にご注意。ウキとかなり離して打つ場合も多い。
【スー】
1回にコマセを撒く量は
【丹羽さん】
その時々で違う。コマセっていうのは、海の活性させるためのもの。だから、時季、場所、その日の状況、状況によって変わるんだ。ただ、メジナが釣れ始めれば、コマセを撒く量を減らす。例えば、5杯撒いていれば、3杯に、さらに1杯にって具合だ。
考え方は、餅撒き。バァ~と撒かれたら、みんな慌てて拾い出すだろ
量が少ない方が、我先にと物凄い取り合いになるじゃねぇ~か~(満面の笑み)
【スー】
若者や都会育ちの人は、餅撒き知らないんじゃない(爆)
考え方は、伝わると思うけど・・・(笑)
※この記事は、丹羽さんへのインタビューを基に作成しています。
今後、加筆・修正が行われることもありますので、ご承知おきください。