悼む | キッズ・マタニティ ヨガインストラクター 松井隆良オフィシャルブログ

あまり私のような立場の人間の、個人ブログのテーマとして

ふさわしくないことは承知の上で、思うところがありまして

今回の記事を綴ることにします。


神戸市長田区で小学校1年生の身に起こってしまった

あのニュースについて・・・


あのニュースを見て、暗い気持ちにならない人は、

まずいないと言っても良いでしょう。


神戸市内で子育てを営む皆さまでしたら、万々が一のことを

想像し、不安に駆られた方も多いことでしょう。


私もまた、同じように暗い気持ちにさせられたのは勿論ですが

神戸市長田区・・・事件の現場を知ってふと思うところがありました。


もしかしたら~非常に小さな可能性に過ぎないのですが~

この子と一緒に、ヨガのクラスで楽しく笑い合えた可能性も

あった、この子はそんな子なのかも知れない・・・


私が神戸で子供達と接する機会を得たのは今から2年前、

当時通っていたヨガスクールで生徒である私たちの実践練習として

課せられた、無料のキッズヨガイベント。


もし、この子のご両親や身内の方がその案内に偶然目を留めていたら・・・


また、神戸や加古川でクラスを始めるにあたって、クラスの宣伝に

協力いただいた方の中に、長田区で子育て支援を行っている

NPO法人の方がいらっしゃいます。


もし、その方のサロンにこの子がぶらりと立ち寄っていたら・・・


そんなことを考えると急にこの子のことが見ず知らずの他人に

思えなくなってきた自分がいます。


このブログの中でも、再三綴ってきたことですが、

地域の子供達は地域みんなで育てるもの

地域の子供達は地域みんなの宝物なのです。


私の大好きな神戸の街で失われてしまった宝物に

見ず知らずの私が言うことでないことを承知の上で


この子のことを悼みたい・・・


強く強く、そう思います。



君にとって私は見ず知らずのおじさんだけど

君の住んでいた街に縁を見つけて

君と同じくらいの歳のお友達と縁を見つけて

時々君の住んでいた街におじゃまをしているんだ


君の住んでいた町から600kmも離れた街に住む

子供もいない僕ではあるけれど

君の街で、君くらいの子供と縁を見つけたんだ


かなうならば、君との縁も見つけたかったな

そんな風に思う僕はやっぱり変かな


そんな見ず知らずのおじさんが言うことでは

全くないかもしれないけど

君が迷惑じゃなかったら


君のことを悼ませてほしい


神戸で楽しく暮らしていた、君へ