僕が引き継いだ会計事務所が元々老舗だった事もあって、クライアントには比較的長い会社が多くあります。

しかし堅調に利益を稼いでいる会社もあれば、売上が減少し続けて先細りの会社もあります。

半分笑いながらではありますが、社長さんが

「もう1年ぐらいで会社もたたもうかしらねぇ」

みたいな事を言われたりする事も時々あります。

中には、業績が奮わないながらも資金繰りは安定していて、すぐにやめる気があるわけではないものの

「もし会社を清算するには、どんな準備があればいい?」

みたいな相談を受ける事もあります。


「そんなことおっしゃらず、諦めずに頑張って下さい」

と言いたいところですが、会社の存続以上にクライアントの経営者や従業員の生活を第一に考えなくてはなりません。

傷が浅い時に会社を畳んだ方がいい場合もあるので、顧問税理士としていい加減な事は言えません。


身につまされる思いです。

僕に出来る事は、少しでも判断材料としての数値を的確に提示する事と、可能な限り社長さんの相談に乗って不安を和らげる事ぐらいしかありません。


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