ボブ・ディランがノーベル文学賞を獲ったというので

ハルキストと謂われる人たちはガッカリしているそうです。

どうでもいいですけど。

 

ボブ・ディランといえば60年代、

「風に吹かれて」とか「ライク・ア・ローリング・ストン」で一躍フォーク界で有名になり

ジョーン・バエズと共に

プロテストソングの旗手だ

なんて持てはやされました。

 

そんな世の中の風潮に彼は違和感を覚え、

ボクはプロテストでもなんでもない、

世間はボクを誤解している、

単なる一小市民だからそっとしといてくれ

世を拗ねている

なんていう噂が聞こえてきたものでした。

 

そんなことで、

もうディランは終ったのか

と思ってフォローしてなかったのですが

油断してました。

ちゃんと活躍していたみたいです。

不覚でした。

 

それを評価するノーベル賞委員会というのも

普段は軽蔑していますが

素敵だとおもいました。

今回は誉めてあげます。

 

時代に流されず主張を貫く。

そしてそれを正当に評価する。

そういう文化を持つ国、

素晴らしいと思います。

将に転がる石、

ロックです。

 

そしてディランは

受賞したからといって記者会見をするでなく

無視。

ロックです。

 

余計なことですが

マスコミの集まる処に顔を出し

シャケ・ナ・ベービー

と言っているのはロックではありません。

 

ボブ・ディランといえば

「漫勉」なんかでNHKご贔屓の漫画家、浦沢直樹が

中学で1年先輩だった小室哲也との

自分の人生に影響を与えた10の楽曲

みたいな対談番組で

「ライク・ア・ローリング・ストン」を挙げていました。

 

「YAWARA」が爆発的に売れて

そうしたら

それまで意味が解からなかったディランの歌の意味がスンナリ理解できるようになった

みたいなことを言っていました。

 

ボブ・ディランといえば

浦沢直樹が最初にボブ・ディランを知ったのは吉田拓郎を通してで

そういえば吉田拓郎のハーモニカはボブ・ディランの真似、

 

浦沢が

ガロの「学生街の喫茶店」の

 ♪学生で賑やかな この店の

  片隅で聞いていた ボブ・ディラン~

というフレーズを聞いてレコード屋に走り

以後ディランを聴きまくった

という話は有名です。

 

そんな思い出を去年の11月ごろでしたか

浦沢直樹は「週刊文春」(11/17)の「青春ロック」

というタイアップ記事で語っていました。

「ライク・ア・ローリング・ストーンの衝撃」。

 

そして

その企画でお近づきになったのが

最近女性誌で暴かれた「週刊文春」の女性記者、

W不倫のお相手、Aさんなんだそうです。

 

実にボブ・ディランは

二人の縁結びの神さま、

さすがノーベル文学賞だけのことはあります。

 

そして

その縁で親しくなったお二人、

「風に吹かれる」ようにして目黒や渋谷のラブホテルに出入りし

ベッドの上では

「転がる石のように」

上になったり下になったりして愛を確かめ

 

そんな様子を「週刊女性」の記者は

「見張塔からずっと」監視していたようです。

 

因みに

この浦沢の家庭外恋愛を

「週刊文春」は1行も報じません。

 

文芸春秋の社員と不倫をすれば

「週刊文春」は黙って看過ごしてあげるよ

というメッセージでしょうか。

 

ボブ・ディランがノーベル賞を獲ったばっかりに

とんだトバッチリを受けることになった浦沢直樹、

ご愁傷さまと言うほかなく

 

石は転がるんです。

 

イヒヒヒ・・・・。