♪わ~たしが ささげた そ~の人に~
 あ~なた だけよと すがって泣いた~

オンボロ自転車をギコギコこぎながら
山ちゃんがやってきました。

左腕には見慣れない時計が。
聞けば噂のアップル時計、
流石新しモノ好きの山ちゃんです。

「どう?調子は」
と訊けば
「まだ着けたばかりだから
 誤差は判らない」
ということでした。

天気もいいので中目黒公園へ行き
葉桜を見ながらの鍋パーティ、
牛肉、長ネギ、シラタキ、焼き豆腐、シイタケ、
これを塩コショウだけで食べます。
日本酒が進みます。

この塩すき焼き、
わたしは子供の頃から食べているのですが
こんなにさっぱりして簡単で美味いのに
どうして他の人がやらないのか不思議です。

って、
別に流行る必要もなく
やっているのがわたしだけだと思うと
かすかに嬉しかったりいたします。

で、
呑むほどに食べるほどに語られたのは矢張り
訪米中の安倍一族の日本国民をまったく無視した対米追随売国いいなり外交、
国会で話の端にものらないのにどんどんアメリカのお気に召すままに米軍の肩代わりをし
そしてそれが安倍が望む処でもあるというのですから何をか謂わんや
です。

「たしか『戦後レジームからの脱却』というのが
 ヤツの売り文句だったんじゃねえのか?
 これじゃあ『脱却』どこらか『沈没』、
 ズボズボの『戦後』じゃねえか。
 あいつは『戦後レジーム』の意味が
解かってねえんじゃねえのか?」

仰有るとおりです。
日本の「保守」というのが
こういう「保守」だったとは情けなや。

今まで同盟関係にあるとばかり思っていたイギリス、フランス、ドイツが次々に中国投資銀行に参加を表明し
お友だちに見放され
黙ってアメリカの言いなりになるのは日本だけになり
落ち目の三度笠、

アメリカの安倍への厚遇が
アメリカの没落、孤独、哀愁を表しているようで
痛々しくさへあります。

そして
そんなアメリカに尻尾を振ってクンクン寄り添う安倍・日本も
まったく世の中を見る目を失った
というか
敢えて見ないのか

メクラ、蛇に怖じず、
いやあ憂患勇敢ではありませんか。

そんな忠犬ぶりへのご褒美としての演説、
安倍は誇らしく思っているようですが
こちらは
恥ずかしいかぎり、

早く
「戦後レジーム」からの脱却を。

イヒヒヒ・・・・。