仮面ライダードライキ 第三十七話 「マジな選択」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

春磨は母をどのようにして守り抜くのか・・・。


春磨と香織の行方は?


どうぞ!


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スーパーヒーロータイム!


イエロー「カイズのお母さんが自分を殺せって言うなんて一体どういうことなの!?」


ドライキ「コヨミちゃんは一体何者だ?そして、新たな魔法の力も登場だな!」


ドライキ「マジでスーパーヒーロータイム・・・。」


レッド「プリーズ!」


It`s show time!


―――――――――――――――――――――――――


―――――――街中―――――――――


カマキリ「ヨシ、コノスキニ・・・!」


カマキリは走って逃げて行った。


カイズ「アッ、逃げた・・・。(でも、なんで母さんが・・・。俺が変身を解除したら正体がばれてしまう・・・。)」


ドライキ「カイズ、変身を解除しろ。」


カイズ「え!?でも・・・。」


ドライキ「お前もいつかは話さなければならない時が来るんだ。」


カイズ「は、はい・・・。」


彼は変身を解除した。


春磨「母さん・・・。」


香織「は、春磨!?」


そして、ドライキも変身を解除した。


龍牙「驚かしてすみませんね。どうぞ、どこか座って話しませんか?」


――――――カフェ―――――――


龍牙と春磨は春磨が仮面ライダーカイズだと言う事。家に帰れなかった理由など香織に話した。


香織「春磨がそんな危険な事を・・・。なんでもっと早くこのことを言ってくれなかったの・・・。」


龍牙「彼もいろいろと悩んでまして・・・。」


春磨「俺は直美がいなくなるまでは戦いたくない気持ちでいっぱいだった。でも、俺みたいにウイラーの手によって愛する人がいなくなって悲しむ人を見たくない。そのために俺はカイズとして戦うと決心したんだ。」


香織「直美ちゃんが・・・。」


龍牙「彼も仮面ライダーとして戦おうとしてるんです。是非とも彼を応援してやってください。」


香織「えぇ。応援してあげたいですわ。」


春磨「そうだ、あの時になんであたしを殺しなさいなんて言ったんだ・・・?」


香織「それは・・・。」


~~香織の回想~~


――街中――


その時、香織は街中を歩いていた。


すると、香織の目の前にダーク(青年体)が現れた。


ダーク(青年体)「お前、カイズのお母さんだよな?」


香織「カイズ?なんですか?」


ダーク(青年体)「あぁ。そうか。なら、お前は春磨のお母さんだよな?」


香織「えぇ、そうですけど・・・?」


すると、彼はダークに変身した。


ダーク「お前の息子の命が欲しければ新型ダークカードの実験体になれ。お前から憎しみのウイラーが出現する。」


香織「え・・・。そんな・・・。」


ダーク「もし、そのウイラーが春磨を殺しても、お前が死ねばエネルギーとなる。そして、そのエネルギーで春磨を復活させることもできる。どうだ?」


香織「え・・・。」


ダーク「新型からはカマキリウイラーが出現する。そいつのカマキリの刃には毒素を持っている。それを彼の体に切り裂けば彼は・・・。」


香織「なら・・・。」


彼女はダークに背を向けた。


ダーク「理解力のいいやつだ。」


彼は彼女の後頭部にダークカードを挿入。邪悪アプリを起動させた。そして、カマキリ・ウイラーが彼女の体から出現した。


~~~~~~~~~


春磨「あれは、母さんから出たウイラー・・・。」


龍牙「ちょっと待て。あの時お前カマキリの刃で胸の所切られてなかったか!?」


春磨「あ・・・。そういえばあの戦った時に切り裂かれちまった・・・。」


龍牙「こうしちゃいられねぇ。春磨、ちょっと家に来い。香織さんも一緒に。」


香織「はい!」


――――――龍牙とナオコの家――――――――


ナオコのパソコンで春磨の体を調べていた。


ナオコ「やっぱり春磨君の胸元に変なエネルギー波があるわ。それは龍牙君が言ってた・・・。」


龍牙「そうか。」


春磨「もう、どうすればいいんだ・・・。」


龍牙は時計を見た。


龍牙「もう時間も遅いですし、二人は泊まって行ってください。二階の部屋、貸しますから。」


香織「ありがとうございます。」


~~~二階の部屋~~~


春磨「ハァ・・・。本当にどうすりゃいいんだ・・・。」


香織「やっぱり私が死んであなたにエネルギーを分ければ。」


春磨「そんなこと言わないでくれよ母さん・・・。そんなことをしたら彼らの思うツボだ・・・。」


香織「ゴメンね・・・。私のせいで・・・。」


春磨「アッ・・・。」



彼は何か思い出した。母との幼いころの思い出、楽しかった思い出。


母が自分の事をどれだけ思っているか。それを今まで踏みにじってきたことを―――――。


春磨「今やっと気づいた・・・。俺の事をそんなに思ってくれてたのか・・・母さん。」


香織「え・・・?」


春磨「母さんが死んだら俺が絶望してしまう・・・。母さんは俺にとってかけがえのない存在だ。」


香織「あなたは私にとってもかけがえのない存在。あなたを守るのが私の使命。」


春磨「守るのが・・・使命。」


すると、そこへ龍牙がやってきた。


龍牙「いい方法を思いついた。聞いてくれないか?」


―――――――翌日 工場地―――――――――


すると、そこではダークとカマキリウイラーがいた。


そこへ、春磨、香織がやってきた。


カマキリ「ノコノコヤッテキヤガッタナ・・・。」


春磨「フッ・・・。あぁ、来てやったさ。」


ダーク「ダァ!」


ダークは二人のいる方へ火炎弾を放った。


春磨・香織「うわぁぁぁ!」


二人は軽く吹っ飛ばされた。


すると、春磨の近くにカマキリがやってきた。


カマキリ「サァ、カイズ。ゼツボウスルガイイ・・・!」


すると、彼は腕に刃を出現させた。


そして、春磨の胸元を思いきり切り裂いた―――――。


だが、不自然な消え方をして行った。


カマキリ「ン?シンダノカ・・・・。」


ダーク「まぁいい。さぁ、カイズの母さん。どうだ、死ぬのか・・・?」


香織「私は・・・。私は・・・。」


????「まんまと騙されやがったな!!」


どこからか声が聞こえてきた。


ダーク「だ、誰だ!?」


すると、ダークの目の前に龍牙の姿が現れ、腹に強烈な蹴りを入れた。


ダーク「グァァァ!!」


そして、龍牙と香織は一緒の場所に集まった。


すると、エネルギー粒子が一定の場所に集中し、春磨が現れた。


カマキリ「ナニ!?シンダハズジャ!」


龍牙「俺達の作戦にハマりやがったな。」


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※赤字は龍牙の喋っている言葉です。



ライオーの力を借りて、春磨のエネルギー波を除去したんだ。


そして、春磨を死んだようにさせるために、セパレートカードで体を分離させるようにしたんだ。


そして、俺もセパレートカードを使って姿を消して様子を見ていたんだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カマキリ「ヨクモ・・・。キサマラ!!」


春磨「母さんとの気持ちは一つになった。今の俺なら負ける気がしない!」


龍牙「春磨の気持ちをもてあそんだお前を絶対に許さない!」


春磨「母さんは下がっていてくれ。」


香織「うん。」


彼女は後ろの方へ逃げて行った。


龍牙「よし、行くぞ。」


龍牙はドライフォンにアンリミテッドカードを挿入。ベルトに装着し、変身アプリを起動させた。


春磨はカイズドライバーを腰に巻き付け、ブレイブカードをカードソケットに差し込み、右側のスロットに倒した。



マッ・ジッ・デッ・アッ・ン・リッ・ミッ・テッ・ドッ?

ブ・レ・イ・ブ!ステンバーイ!ブ・レ・イ・ブ!ステンバーイ!・・・


龍牙・春磨「変身!!」


起動OKボタンをタッチした。


アンリミテッドフォーム・・・・・アンリミテッ・・・ドォォォ!アンリミ~テ~ッドォォォ~!!


龍牙は仮面ライダードライキ アンリミテッドフォームに変身した!


春磨はエンターボタンを押した。


ブレイブ!ブッ~レ~イ~ブゥゥゥ!!


そして彼は仮面ライダーブレイブカイズに変身した!


ドライキ「俺は仮面ライダードライキ。邪悪なアプリはシャッダウン!そして正義のアプリをインストール!」


カイズ「荒れ狂う本能、止めてみろよ?」


ダーク「よくも・・・!!」


ドライキはダークと。カイズはカマキリと戦闘を開始した。


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※ここからは仮面ライダーキバ挿入歌「Supernova」を聞きながらお楽しみください。


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~ドライキVSダーク~


ドライキは背後からクリスタルアックスを取り出した。


ドライキ「ゲーム感覚で俺達を楽しんでいたとはな・・・。」


ダーク「フッ・・・。実に面白かったぞ!タァ!」


二人は剣と斧で対抗し合った。


ドライキは一瞬の隙にダークの腹へ強烈な蹴りを入れた。


ドライキ「さぁ、終わらせるぜ?」


ドライキはアックスの後部からソケットを取り出した。(ファングメモリのメモリを取り出すような操作です。)


そして、そのソケットにアンリミテッドカードを挿入した。


マジデイイヨ!レッツゴーターミネイトターン!


そして、そのソケットを360゜回転させた。


ザ・クライマックス!!クリスタルストラァァァイク!!


すると、アックスから雪の結晶のようなきれいな光が包み込んでいた。


そして、空高くジャンプした!


ドライキ「ハァ・・・アンリミテッドクリスタルストライク!!ダァァァァァ!!」


ダーク「何!?」


そして、横向けに高速回転を始め、そのままダークに突っ込んでいった。


突っ込む間際に勢いよく振りかざした!


ダーク「グワァァァァ!!」


アンリミテッドの必殺技”アンリミテッドクリスタルストライク”は見事命中!軽く爆発四散した!


ドライキ「やったか・・・?」


だが、爆炎の中からダークの姿があった。


ダーク「おのれ・・・。覚えておけ・・・。」


彼は姿を消した。



~カイズVSカマキリ~


カイズ「タァ!オラァ!喰らえ!!」


彼の渾身のパンチやキックはカマキリに多大なダメージを与えていた。


カマキリ「グァァァ!!クッ・・・。」


カイズは背後からブレイブマグナムを取り出した。


そして、カマキリに向け数十発撃っていった。


カマキリ「ウァァァ!!」


カイズ「さぁ、俺の力がピークに達するぜ!」


ベルトからブレイブカードを取り出し、ブレイブマグナムに挿入した。


ブレイブヒッサツステンバーイ!ブレイブヒッサツステンバーイ!・・・


そして、マグナムにあるシリンダーを勢いよく回した。


Start Up!ブレイブシューティング!


そして、あと3回シリンダーを回した。


ハイテンション!ブレイブシューティング!ファイナルシュート!


そして、銃口をカマキリに向けた。


カイズ「ブレイブアウトキャスト!!ダァァァァ!!」


そして、トリガーを引き、銃口からは膨大なエネルギー弾が放たれた。


カイズの必殺技”ブレイブアウトキャスト ハイテンション”は見事命中。カマキリは爆発四散した!


カイズ「やったな・・・。」


―――――――噴水広場―――――――――


龍牙「これでひと段落ついたな・・・。」


春磨「本当に今回もありがとうございました、先生。」


龍牙「いいってことよ。」


春磨「母さん。ウイラーとの戦いで帰れない日もあるかもしれないけど、必ず帰ってみせるよ。」


香織「春磨・・・。」


春磨「先生。今日は母さんと二人で帰りますね。」


龍牙「おぉ、そうか。気を付けて帰れよ!」


春磨「はい!じゃ、母さん。帰ろうか?」


香織「そうね。」


そして、二人は帰って行った。


龍牙は意味深な一言をつぶやいた・・・・。


龍牙「俺の・・・家族は――――――――――。」


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次回、仮面ライダードライキのマジで予告!


????「ヤッホ~♪ドライキのお兄さん♪」


龍牙「誰だ?お前。」


ドライキ「新たな幹部だと・・・?」


ドライキ「久しぶりに使ってみるか!」


パワードタイム!セットアップ!


スタート!

????「フッ・・・。これからよろしくね~♪ドライキ~♪」


カイズ「お前がウイラーの元凶か!!」


イーヴィル「やっと君たちをお目にかかれるね。」


次回もマジで楽しんでくれ!


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