きょーは、インドのお話。
あたしがインドへ行ったのは、
もう、一年半も前のこと。

旅先としてはとても興味深く
Blogを書くつもりで下書きはしてたのに
いかんせん、
まとまんなくて放置しちゃってた。
Blog再開にあたり
もう一度書くことを試みたぜ!!



旅好きが講じて、
5年間務めた銀行をやめて
バックパック背負って2ヶ月一人旅
その後旅行代理店で働いて18年目
人よりは多めの旅行経験と、
旅行を販売する立場から有する知識で

カウンターにくるお客様と
海外旅行のご相談となると
みなさんに聞かれるのが

『どこの国が楽しかったですか?』

という質問。
そもそもこの質問の回答は
お客様の嗜好に大きく左右される訳で

◼︎ビーチなどのリゾート
◼︎遺跡などの世界遺産
◼︎自然などの世界遺産
◼︎買い物
◼︎グルメ
◼︎生活や文化

こんな感じで、求める内容が異なる。
おしゃべりしつつ、好みを引き出し
予算、日程、嗜好をすり合わせて
方面を検討していく。


こんな会話中に
こちらからインドを勧めるような
話に進むことは、滅多にありません。
VISA取得にお金も手間もかかること、
名古屋からだと乗継便になること、

最も気をつけるのは
綺麗好きには厳しい衛生環境。
どんなに気をつけていても、
まず、、お腹は壊します。。。
そもそもお水も合わなそう。

幸い?最初のご相談時から
インドを希望される方は
相当、、稀です。笑
例えば、アジア好きで
エネルギッシュな土地に
魅力を感じる人や、
旅行好きでメジャーな国は
行き尽くしてしまった人や、
旅慣れた人などからは
インドについて聞かれたりします。


そんな人たちに
『インドは楽しかったですか?』
と聞かれたら

『インドは、行って良かった国です。』
と答えてます。


楽しかった、と、どう違うのか?
インドという国、
幸せに平和ボケしてる日本人が
純粋に楽しむには、、
考え事させられ過ぎ感が拭えない。

幸せに平和ボケしてる、
なんて感覚は、
平和な国では気付くキッカケが、ない。


自分探しの一人旅に出る、
なんてよく使われますが
長期間一人で海外へ行って見つかるのは

知らない新しい自分じゃなく
日本で、人と人の間にいる自分、
つまり
人間関係の再確認
じゃないかなあ。。。

少し話はずれましたが
いろんな意味合いで
インドという国へは
大人も子どもも
行くべき国だと、あたしは思います。

例え添乗員同行型ツアーで
フリータイムが無いコースでも
インドという国における人々の生活は
目を塞ごうとしても
垣間見えてきますから。

あたしもほんの数日しか
滞在出来ていないので
インドの表面を軽く撫でてきただけ、
だから。
次に行く機会を作ったら、
二週間くらいは滞在しよう。

行きたい、○○したい、
は誰でも言えるから。
それを現実にするかどうかだね。
どんなことでも機会は、
自分で作り出すしかないもんね!!

ハナヘナインドツアー、
機会を作り出して
是非いってみてください。

以下、写真から語る
旅先としてのインド(^_-)-☆



首都デリーの空港にて。
釈迦の手と思って調べてみたら
国民約8割が信仰している、
ヒンズー教の印を結んでるそう。
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早朝のデリー市内
日中は至る所でクラクションの騒音
日本人からは想像出来ない
交通ルールとマナーに
唖然とすること請け合い。
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何処へ行っても、街角チャイ屋さん有り
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デリーの街角ヘナ屋さん
(勿論化学薬品はいってます。
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街角床屋さん。
いくらするのか聞けばよかったな
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庶民の味方、オートリキシャー!!
うーん。。
庶民じゃ無い人も紛れてるー!笑
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これまた庶民のための列車
寝台があるので高いほうのランク
それでも三段だから狭いぜよ
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車内はこんなん。
防犯のために
自動小銃を持った警察官も乗車してます
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都会から撤去させられ
郊外に住んでいる人達のバラック
電車の車窓より。
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都会や観光地には
手足のない乞食が驚くほどいます。

カースト制が根強く残ってるから
下層に属する人は職につけず
乞食しか出来ないため

赤ちゃんが産まれると
我が子を思い
乞食としての憐みを乞うために
親が、子の手足を切っているんだって


大富豪マハラジャの大邸宅
インドの貧富の差は
日本人には想像し難いです
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交通渋滞の中、

保育園児くらいの子供が
あたし達の乗ってる車の脇に駆け寄り

大道芸をした後
お金を出して、と
手を差し出します。

お金は出さないと解った途端、
凄い目で睨まれ。

あの子の瞳がこびりついてます。



旅の大きな醍醐味のひとつ、
人との出逢い。
バラナシのバックパッカー宿
サンタナで出会った、
日本人の女の子、アサコ。
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アサコとお母さん、
実はベジタリアン。
お母さんお出かけ中につき、
一緒に夕食をとっている所、、
夕食が、チキン。
でも、アサコはベジタリアン。
お母さんからお肉を食べることを
敬遠されてるんです。

チキンはやめとく?
と、聞きましたが

アサコ、チキン、食べたいの。

と、さっきまでの大きな歌声とは
うってかわって
ちっちゃなちっちゃな声で答えます。

カラダが欲してるんだねえ、肉を。

お母さんに叱られることと
チキンを食べたいことへの葛藤。
彼女が選んだのは
生きていることの証でした。



大人のあたしでも辛いチキンを
あの小さな体で
あたし達があっけに取られる勢いで
次々とむしゃぶりつくアサコ。
いま、食べたいの。
いま、食べておかなきゃ。
そんな声が、聞こえてくるようで。

チキンがなくなり
スーツケースから見つけ出した
カップ麺を食べ出したところで、
お母さん登場。

カップ麺を食べることを
止めるようたしなめられましたが
アサコの食欲は止まりません。

おそらく
後からお母さんに叱られたと思います。
でも彼女は自分の選択への後悔は
本当の意味では、しなかっただろうな。


アサコと一緒にガンガーへ
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舟先に仁王立ちからのー
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とびっきりの、笑顔!!
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牛のうんこを避ける為におんぶー?
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アサコが歌って踊ったダンスを
嬉しそうにチェックする二人
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アサコを見る目が優しすぎ
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早朝、偶然見かけたアサコとお母さん
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彼女はとっても、強い。
きっと今頃
マレーシアの英語学校で、
笑顔で歌いながら踊ってるんだろな
どんな人生を送って
どんな大人になってゆくのかな




彼女と出会ったバラナシは
聖なるガンジス川のほとり。

ガンガーのガート(沐浴のために川に降りる階段)を降りて、舟にのり、
一日中煙を上げる火葬場を見る。
観光地化されているのが
いかにもインドらしい。
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陽が落ちると何かのお祭りが始まった
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ガンガーの日の出
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無言で眺める時間が心地良い
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二人が過ごした二人の時間
語らう時間が大切
過去も、未来も。
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あたしが訪ねた、インドという国。

牛が神として崇められ
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至る所に銃を持った警官が立ち
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ゾウがいて
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ラクダがいて
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蛇使いとコブラがいて
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無邪気な子供たちがいて(^_-)-☆
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朝昼晩とカレーを食べる
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ヘナの故郷インドは、そんな国。
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またいつかきっと、
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訪ねていくから待っててね、インド♡




おっしまい。