第7回Party For Vision運営報告
今年も海の日に、毎年恒例のアイバンクや再生医療のためのチャリティーパーティー"Party for Vision" (主催:移植・再生医療を支える会
)が開催されました。
今年は7回目。
弊社が創立してから、毎年開催のお手伝いをしてきたイベントだと思うと感慨深いものがあります。
恒例のイベントをやる継続力も大切だけれど、何か新しいものを参加者の方に届けたいと考え、その年ごとにパーティーを企画していますが、今年は、暗闇体験をDialog in the Dark
の皆様にご協力を頂くことになり、パーティー会場での真っ暗闇空間を演出いたしました。
暗闇を作るためにスタッフは、開宴の6時間前に会場に入り、扉の隙間、調光室の光の漏れ、非常灯のカバーの設置など、あらゆる光をシャットダウンしました。
都会で暗闇を作るのが、ここまで大変だとは・・・。
会が始まって、最初の20分の暗闇。
Dialog in the Darkの志村季世恵さんの落ち着いた語りと共にゲームを。
「立ち上がって、お誕生月の並びで席を移動してください」 とのかけ声に場内はかなりのざわめきとなりました。
会場内には、万が一のために、常に暗闇で生活している視覚障害者の方がアテンドしてくださってはいますが、スタッフも全くの暗闇で何も出来ないので、壁に貼り付いていることしか出来ません。
お皿に何かが触ってしまった音がするとハラハラしたり、笑い声がすると、参加者が楽しんでいる様子にほっとしました。
ゲームのあとは視覚障害者であり、フルート奏者である綱川泰典さんの楽曲が
暗闇の中で披露されました。
20分間の暗闇は、視覚に頼らない普段の生活では味わえない感覚を、参加者にも、私達スタッフにも与えてくれたと思います。
その後、会を盛り上げる美味しいお料理は、東京吉兆 湯木俊治さん、TWO ROOMS GRILL | BAR マシュー・クラブさん、ウェスティンホテル東京 沼尻寿夫さんによるスターシェフの饗宴を参加者にお楽しみいただき、オークショニストの柴山哲治さんとともに、多彩なゲストからご提供いただいた商品で、会は盛り上がりました。
参加してくださった多くの方々、会の活動を支えて下さっている皆様、お力添え頂いた皆様、本当に有難うございました。
今年もオークションの収益は、移植・再生医療を支える会よりアイバンク活動を行う各団体に寄付されます。
ところで、真っ暗闇になると、私は何かが見える気がして、一生懸命、暗闇を見つめてしまいます。
何かが通ったり、移動したりする感覚があるのです。
また是非、外苑前のDialog in the Dark
で、その何かを見に、暗闇体験をしたいと思っています!
私が小学生の時から色々なご縁で親交のある辰巳琢郎さんは、プロデュースされたシャンパン を持って、オークションに駆けつけてくださいました!
株式会社メディプロデュース
代表取締役 久保田 恵里