上級者向け (TOEIC 750点以上)③
ポイント; 英字新聞を電車で読もう
上級者は、毎日一定時間英語に触れる時間を作って、新しいこと少し吸収しつつ、
読むスピードをつけて、慣れの度合いをどんどん高めて行くことが大切です。
そのために一番良いのが、通勤通学の電車の中で英字新聞を読むことです。
なぜ電車の中かというと、「電車の中では英字新聞を読む」という習慣を作るためです。逆に言うと、電車の中以外では読まなくてもOKです。読み終わらなくてもOKです。毎日読み捨てていくイメージです。
テキストを買うと、テキストから何かを学び取ろうと思って、何度もじっくり読むと思います。ただじっくり読むためにはやる気と根気が必要です。英字新聞を電車の中で読むポイントは、毎日の決まった電車の時間の中で少しずつ読むスピードを上げていくことなんです。「次の駅に着くまでにこのパラグラフを読もう」といったゲーム感覚で読み進めてください。
どの英字紙を選ぶか・・・
① インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(International Herald Tribune)
http://global.nytimes.com/?iht
難易度5/5
ニューヨークタイムズをベースに、朝日新聞の英語の記事が2ページくらい載っています。ヘラルド・トリビューンの記事の単語などのレベルは英字紙の中でも最難度です。
英字紙をはじめて読む人にはお勧めしません。ただ、海外のニュースに触れたい人にはお勧めです。
ちなみに私も購読しています。
② ジャパン・タイムズ (Japan Times)
難易度 3/5
日本の英字新聞です。ニュースも日本の記事が多いので、前日夜のニュースを見て、ニュースの内容を把握している人は予測しつつ読むことができるので、比較的容易に読むことができます。単語や文章も平易なものが使われているので、上級者はあまり抵抗なく読み進めていくことができると思います。
③ デイリー・ヨミウリ (Daily Yomiuri)
難易度 2/5
読売新聞の英語版です。こちらもジャパン・タイムズと同じく読みやすいと思います。
ジャパン・タイムズよりも簡単に読めるという人もいます。
④ ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)
難易度 4/5
経済紙です。経営者の方にはお勧めですが、日経新聞を読んだことのない人が、いきなり英語の経済紙を読むのはかなりハードルは高いと思います。ただ、慣れてしまえば経済のニュースなので、予測して読めるようになると思います。
ちなみに新聞自体は東京23区でも朝刊の時間帯に届かない地域があるようです。さすがに1日遅れの新聞を読むのはモチベーションが下がるので、朝宅配が可能かも要確認です。
⑤ フィナンシャル・タイムズ (Financial Times)
難易度 4/5
経済紙です。ウォール・ストリート・ジャーナルと並ぶ影響力があります。ピンクっぽい新聞です。
参考までに、私の周りでは、フィナンシャル・タイムズよりウォール・ストリート・ジャーナルを読んでいる人の方が多いです。