骨付きカルビなどを
食したりすると、
(骨って固いな~)って
実感します。
もっとも、骨付きカルビを
食べることなんて
めったにないので、
実感した回数も
数えるほどですが(苦笑)
どっちかというと、
「鶏の骨」のほうが
なじみがあるかな?(‐^▽^‐)
「骨は、白くて固い…」
ぐらいしか印象がありませんが、
あれでもいろんなしくみが
備わっているんですね。
骨の中身を見てみましょう。
骨の外は
「骨膜(こつまく)」
という膜に覆われていて、
外側から内側にむけて
「緻密質(ちみつしつ)」
「海綿質(かいめんしつ)」
「髄腔(ずいくう)」
となっています。
スポンジ状の海面質と、
空洞になっている髄腔には
骨髄(こつずい)
が満たされています。
③骨髄は、赤血球、白血球などの
血液の細胞を作っています。
白血病など血液のガン治療に
骨髄移植をおこないますが、
血球成分を造っている骨髄を
根こそぎ交換するイメージでしょうか。
生後すぐは全身の骨に
赤色骨髄(せきしょくこつずい)
があり、血球を造りますが、
年齢を経ていくうちに
黄色骨髄(おうしょくこつずい)
に変化していきます。
黄色骨髄の中身は脂肪組織です。
歳をとると脂肪が入り込むのです。
成人では椎骨、頭蓋骨、骨盤、肋骨など
おもに体幹の骨で造られています。