実は優秀食材!?グリーンピースの栄養成分 | メデテーブログ

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今日は春にふさわしい野菜「グリーンピース」を紹介します。グリーンピースはエンドウ豆の一種で、豆が完全に熟す前の実のことです。

 

そして、食物繊維の含有量が数ある野菜の中でもトップクラス。ほんのひと握りのグリーンピースを摂取するだけでも、サラダの大盛り1杯とほぼ同等の食物繊維が摂れるのですから、食べない手はありません。食物繊維は大別すると、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられ、グリーンピースに含まれている食物繊維は不溶性食物繊維に属します。

 

この不溶性食物繊維は消化されずに腸まですすむので、腸内の水分を吸収して適度に膨らむことで、腸壁を刺激し、便の排泄を促す働きがあります。

 

また、不要な腸内細菌や老廃物、発がん性物質を体外に排出する働きもあることから、がんの抑制効果も期待できますし、腸の働きを活性化させる善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用もあります。便秘がちな方にとって、食物繊維が豊富なグリーンピースはぜひとも注目したい野菜ではないでしょうか。

 

【不溶性食物繊維を摂ることのメリット】

不溶性食物繊維は噛みごたえのある食材が多く、消化のためにも十分に噛んでから食べた方が良いのですが、グリーンピースはその形状から、あまり噛まずに丸のみしてしまうことも…。ゆっくりと味わって噛むことによって、ほのかな甘みが引き出されるだけでなく、早食いによって起こる食べ物の過剰摂取を抑えることも可能です。

 

食物繊維が多いものは消化に時間がかかるため、腹もちがよく、結果的には余計な間食を防ぐことができるので、ダイエットを目指している女性にとっては嬉しいアイテムでしょう。

 

カリウムも多めに含む - 水分代謝を促してむくみ解消!

 

グリーンピースには、カリウムも多めに含まれています。グリーンピースに含まれているカリウムは、塩分の摂り過ぎが懸念されている現代人は、意識して摂りたい栄養です。水分代謝を促す栄養なので、塩分の摂り過ぎで引き起こされるむくみの改善や予防に効果が大きく発揮されます。その他にも、筋肉を正常に収縮させる働きもあるので、足がつりやすくて悩んでいる人にもおすすめです。

 

亜鉛も摂れる!- 正常な味覚と性欲の維持に

 

グリーンピースには、亜鉛も含まれています。亜鉛は、正常な味覚を感じるために必要な味蕾(みらい)を作る栄養です。また、性欲の維持にも大きな効果を得られるでしょう。亜鉛不足は、味がよくわからなくなったり性欲が減退したりするなど、生活の質を落とす原因となるので気を付けましょう。

 

ビタミンB1の含有率が高い!- 炭水化物をエネルギー変換する

 

グリーンピースは、ビタミンB1の含有率が高いことが特長で、野菜の中でもトップクラスに入ります。ビタミンB1は、特に炭水化物をエネルギー変換するときに必要な栄養。お米やパンなどの主食を多く摂る人に、不足しやすい栄養とも言えます。ビタミンB1には、脳や神経の機能を正常に維持する効果もありますから、不足すると神経異常やしびれなどの原因になるので、注意してください。グリーンピースなどでこまめにビタミンB1を摂取しましょう。ぜひみなさんも春の味覚グリーンピースをご賞味ください!

 

【豆ごはんのレシピ】

コツ・ポイント

※グリンピース(えんどう豆)のサヤの煮汁を使うことで、サヤからの香りをごはんにつけます。※豆は、ごはんとは別に茹でましょう。ごはんと一緒に炊くとしわになってしまいます。

 

■材料

白米 2合

水 200cc

塩 1つまみ (1で使う)

塩 1つまみ (2で使う)

グリーンピース(えんどう豆) 150g サヤから外す(さやは洗っておく)

 

■ 調味料

酒 60cc

塩 小さじ1

昆布(10cm) 1枚

 

■ 作り方

1. 水にグリーンピース(えんどう豆)のサヤ・塩1つまみを入れ、火にかけ5分~6分煮て、こす。

2. こした地に豆、塩1つまみを入れ、5分煮る。

3. 鍋ごと冷ます。(豆は必ず茹で汁にひたしたまま)

4. 白米・調味料・3の煮汁(足りない分は水を足す)を入れ炊く。

5. 炊きあがりに3の豆を入れて軽く混ぜ合わせ、器に盛る。

 

引用 食物繊維たっぷり!グリーンピースの栄養と効果