『アイスリボン#396』-1 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#396』-1

6月13日 (水)夜は『アイスリボン#396』の観戦に行ってきました。


メドさんのマニアックな日々

客入りは平日としては多めで、セウシス効果なのか、或いは浩代のアイアンマンベルトを巡る闘いに

関する期待なのか?


入場してまずアンケート用紙を貰うのですが、裏に当日のカードが印刷されていました。
サービスとしては良い物ですし、今後も続けてほしいです。


着席が終わった所で、15日に自主興行を控えたマサ高梨がメインでの対戦相手となる松永 智充と共に

告知を行ないましたが、アイスファンにはお馴染みで手慣れた二人が会場を温めた事が良い流れを

作った気もします。


定時になって司会のつっかが登場しましたが、入場と共に起こった「つっか」コールに上機嫌でした。

まずは、10日のREINAでタッグ王者になり、7月4日アレナメヒコで防衛戦を行う報告が有りました。
また、これに伴い7月7日の大会につっか,志田に加えて、北都プロレス遠征のハム子,帯広も欠場と

なる事が発表され、どうするか検討して後日発表すると伝えられました。


*ともあれ、その日は残ったメンバーで何とかするしか有りませんので、上手くゲスト選手を使うなり、

例えばあおい,飛香,つくし,くるみ,メアリ,猫子,成宮,ドラミに都,雫あたりで「逆境ナイン-2」を

やるなりで、乗り切ってほしいです。
佐藤社長が試される大会になるかもしれません。


朝からフットサルでお腹が空いているというつっかはバナナを取り出し、食べながら前説を継続。
(後の展開を想像したお客さんもいたと思います(笑))


初観戦インタビューでは、女性の方もおられました。


続いて、各試合の見どころ。

「第一試合、年齢差が21歳という事で、まさに私一人分なんですけど」
会場から、エーイングが起こりました。

「ドラミから、若さを吸収してほしいなと思います。」


「第二試合、セウシスはプエルトリコ出身なんですけども、さっき都が「セウシスに勝ったら、崖のふち

プエルトリコ支部を作る。」と言ったので、何としてもセウシスを応援したいと思っているので、皆さんも

是非応援をして下さい。」


「第三試合、北沢の前哨戦になるんですけど、シングルとなると明らかに雫さんの方が有利かなと

思うので、自分は猫子を応援したいと思います。」


「メインイベント、トリプル前哨戦なんですけども、今日浩代さんがアイアンマンのベルトを保持していると

聞きまして。
アイアンマンは24時間、レフリーがいれば何時でも何処でもフォールさえ奪えば、アイアンマンのベルトは

移動出来るんですよ。
皆さんも挑戦者として大丈夫ですし、今までにチャンピオンとして大日本さんのバスとか人だけじゃ無く、

物とかもチャンピオンになったりして、かつ丼とかもチャンピオンになった事が有ると言っていたので、

ちょっと今日は最後の最後まで気が抜けない大会になるんじゃないかと思っています。」


選手入場で最後に浩代が入場すると、やはりつっかがバナナの皮で浩代を滑らせフォールを

狙いますが、カウントはツーで浩代が防衛成功。


「今日は絶対、アイスリボンにはベルトを渡しません」と言う浩代に元チャンピオンのドラミも狙いますが、

ここも浩代が返して防衛成功。


人気投票では、つっかと都が優勢。


挨拶はドラミ。

「いよいよ北沢大会まで、4日になりました。
今日が、北沢大会前ラストの道場マッチです。
選手みんな、物凄く有り得ないほどの気合いが入っています。
本当に入っているんですよ。
お客さんも、その気合いに付いていって、今日は声を張り上げて下さい。
良いですね!?
それでは今日も全4試合、張り切ってまいりましょう。
頑張るぞ!」


「オー!」


◆第1試合
シングルマッチ 10分一本勝負
○内藤 メアリ (4:30 エビ固め) ×長野 ドラミ
*ドラミのドラトーン自爆から


コスチュームのドラミを見るのは約半月振りなのですが、その間に更に体重が増加した様に見えました。


ロックアップから、直ぐにドラミがヘアホイップ。
メアリもヘアホイップを狙いますがドラミに踏ん張られ、腹ホイップに切り替えますが、逆にドラミが投げ

飛ばします。
メアリをコーナーに詰めたドラミは、串刺しタックル。
ドラミがボディプレスを狙いますが、メアリは剣山。
メアリが串刺しバックエルボー2連発から、スイング式ネックブリーカーを狙いますが、ドラミが堪えて

ボディスラムからボディプレス。
ドラミがドラドラアタックを狙いますが、メアリが交わしてドラミはコーナーに激突。
メアリのドラミの背中にチョップを入れると、お腹を踏み付けます。
メアリが走り込んでの攻撃を狙いますが、技を迷ったのか中途半端な形で身体を預けるだけに

終わります。
エルボーで反撃したドラミは、ドラドラアタックを成功させるとハーフスラムバスターで叩き付け、セカンド

ロープからのドラトーン。
ドラミがフォールに行くと、メアリは首固め。
これを返したドラミがラリアットを狙いますが、メアリはかわすとスイング式ではないネックブリーカー

ドロップ。
返したドラミは、ロープに飛びクロスボディ。
フットスタンプからセントーンの連携を決めたドラミは、トップロープからのドラトーンを狙いますが自爆。
ダウンしたドラミをメアリが押さえ込み、二度まではドラミが返しましたが、三回目はしっかりと固めて

スリーカウントを奪いました。


初のスリーカウント勝ちに大喜びのメアリに対し、納得行かないドラミはレフリーやセコンドにも八つ

当たり。
不服そうな顔のまま、リングを降りました。


メアリの実質的な初勝利ですが、悪い癖でも有る攻撃を躊躇してもたつく場面も多く、内容的にはドラミが

圧倒していました。
ドラミとしては余裕を持ち過ぎたのが一つの敗因ですが、体重が増え過ぎて丸め込まれた時に自由が

利かなくなっている事も一因かと思えました。
ベスト体重に付いては本人が一番分かっていると思いますので、そこを目指して節制するべき時は

そうしてほしいです。

メアリの方は初勝利とは言え、内容的には良くは有りませんでした。
それでもこれを一つの切っ掛けとして、吹っ切れた思い切りの良いファイトを見せて欲しいと願います。


◆第2試合
シングルマッチ 10分一本勝負
×松本 都 (崖のふちプロレス) (8:26 BxB スプラッシュ→片エビ固め) ○セウシス (CMLL)


ロックアップから基本的な攻防が有り、一段落すると都がポーズ。
セウシスがキックからバックエルボーと叩き込んで、逆片エビ。
都が逃げると、セウシスは腕を交差させてのサーフボードストレッチ。
都をコーナーに宙吊りにしたセウシスは、都の「ヤー」を潰すと背中にダブルニー。
都はコルバタで反撃し、持ち上がらないジャイアントスイングで回すと「ドミニカ、ジャマイカ、プエルトリコ」

エルボー。
エルボー合戦から、都が逆さ押さえ込み。
セウシスがボディスラムで叩き付けコーナーへ上がりますが、追い付いた都は「世界一危険な」

スパイダージャーマン狙い。
これを未遂に終わらせたセウシスがドロップキックを入れると、都はDDTのお返し。
都のマンマ・ミーアを剣山で返したセウシスは、何とマンマ・ミーアのお返し。
怒った都は、スーパードロルからシャイニングみやこザード。
都がみやここクラッチを狙いますが、セウシスは切り返してジャベ。
セウシスはフェイスバスターで叩き付け、ムーンサルトを狙いますが自爆。
都がドラゴンパンサーを極めますが、セウシスはロープエスケープ。
都のラリアットを捕えたセウシスはBxB スプラッシュを決め、スリーカウントを奪いました。


言葉もあまり通じない初対戦で、噛み合うかどうかが一番の心配だったのですが、セウシスが都の事を

理解していた様で、試合としてきちんと成立していました。
何度か顔を合わせれば、もっと面白くなりそうな顔合わせかと思います。