「お寺プロレス」自主興行-2
◆セミファイナル
×LSDサバイバル論外&ボッキーコングJr. (14:45 合体式フェイスバスター (?)→体固め)
○リヴァーサル沢&SAGAT
ユニオンでもお馴染みのSAGATは相当な大型選手なのですが、ボッキーは更に大きく石川 修司を
思わせる雰囲気を持っています。
大型の両者の激突を楽しみにしていたのですが、その場面はあまり無く、論外と沢の闘い (名前だけ
見ると、凄い(笑))が中心となっていました。
中盤以降の大事な所で技のミスが目立ってしまい、何と無くノリ切れなかったのは残念でしたが、
フィニッシュの合体技は迫力十分で説得力が有りました。
◆メインイベント
×ニートボーイ吉野 (14:24 ジャーマンスープレックスホールド) ○TATSUYA
メインに抜擢された吉野ですが、見た目は普通のお兄さんか、飲んでいないキタハラ。
対するTATSUYAは大型選手で、体重差は約1.5倍。
パワーと一発一発の打撃の強さに大きな差が有る上に、スピードやテクニックでも吉野が対応出来ず、
TATSUYAの一方的な攻勢となります。
吉野も観客やセコンドの応援を受けて、最後まで心折らずに食らい付いては行きましたが、勝てる
可能性は見えず、最後はタメを作ったジャーマンでスリーカウントを奪われました。
雫としても吉野の面倒を見て行きたい様なのですが、まず身体作りからやらないとレスラーとしての
成長は厳しそうです。
◆感想他
試合後、雫がアイスリボンから学んだという座談会が行なわれ、各選手が試合の感想と今後への思いを
語りました。
その中で、雫がお寺プロレスの代表を退き、軍団ひとりが後任となる事が発表されました。
また雫はお寺プロレスからの退団も考えていたらしいのですが、吉野の面倒をまだ見なくてはいけない、
という事で籍は残すようです。
最後は新代表となった軍団ひとりが音頭を取り「3・2・1・合掌」で締め括られました。
元々有ったのか、アイスリボンに習ったのかは分かりませんが、アンケートも有りました。
ベストバウトは文句無しに第三試合。
良かった選手には、難しい試合で盛り上げたクリウを上げました。
とにかく休憩前の3試合が非常に素晴らしく、プロの興行として見て充分な物でした。
そこでハードルが上がった分、後半2試合はちょっと厳しくなったのは仕方ないですが、決して悪い
試合だった訳では有りません。
今後代表が変わる事でどういう変化が見られるかは分かりませんが、試合レベルの保持と共に、雫が
やっていたボランティア活動,慈善活動は続けてほしいと思います。
「お寺リボン」も、ちょっと見てみたい気がしました。
ちなみに入場料ですが、一応それなりの金額を支払いました。