いろんな人がする岡本太郎の話の中で、白州正子のする話が、いちばんストンと腑に落ちた。
一部、引用。
わざと誤解を招くことによって、辛うじて支えられてる孤独なんて、頭で考えられた孤独で、芸術家に、孤独が大事なのではなく、止むを得ずそこに追い込まれて行くのが芸術家なのではないでしょうか。
通じないものであると覚悟をきめた人達だけが、本当に心をわって付合うことが出来るのではないか。
いばりくさった男は論外としても、自ら招いて戦闘意識をかりたてるのは未だかわい気がある方で、ほんとうにこわいと思い、偉いとおもうのは、もっと静かな人間です。
私にはだんだん色々なものを落して行く人の気持がわかるような気がしました。