北海道で
ぞくぞく内科崩壊中です。
北見赤十字病院で内科医6人が退職、
近くの紋別市立病院では
内科医5人中4人が退職、
後任なし…。
内科医は医療の基本です。
産科医、小児科医がいなくなり、
それが内科医、外科医まで発展し、
各専門医が続々と
第一線を退いています。
それに対して国は、
「病院をつぶせ、ベットを減らせ」
「医療費削減、医師の給与を下げろ」
という対策で応じています。
…
これでいいのでしょうか?
「専門医ではなく、
何でも見れる研修医、家庭医で
僻地はまかなえ」
それがいまの国の政策です。
「さらに病院以上に
開業医を締め付けたら、
都市から破産した開業医が
地方に勤務医として流出する」
…
そんなシナリオを描いているようですが、
その前に、医療は崩壊すると思います。
そんな国の政策を
支持していいのでしょうか?
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紋別病院でも内科医退職で最悪閉鎖も
日刊スポーツ 2008年1月28日16時13分
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080128-313182.html
北海道紋別市の道立紋別病院(及川郁雄院長、220床)で、内科の常勤医師5人のうち4人が3月末で退職することが28日、分かった。同病院は後任が確保できなければ4月以降、内科の入院休止など診療体制を大幅に縮小する。残る1人も秋に退職する意向を示しており、最悪の場合、内科を閉鎖する。
同病院のあるオホーツク地域では、北見市の北見赤十字病院でも内科の医師6人全員が3月末までに退職するため、内科休診への懸念が強まっている。
紋別病院によると、4人の退職は、別の病院や大学への異動が理由。後任が見つからない場合、内科の入院を休止し、入院中の患者には転院してもらう。非常勤医師も確保できなければ、外来も縮小。夜間救急の受け入れ体制を組めなくなる可能性もあるという。
同院は18の診療科があり、地域の中核的な病院。27日現在の入院患者数は50人で、うち19人が内科。北海道保健福祉部が大学などに後任医師の派遣を要請しているが「まだ決まっていない」という。
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国は、
「人が死ぬのは仕方ないことで、
病院で死ぬ事だって当然ある」
という事を認めず、
「病院で死んだ場合、厳格に対処し
ちょっとでも疑えば、厳罰だ」
という法律を提出しようとしています。
これで、
日本の医療は完全に萎縮するでしょう。
「病院で死ぬことは、医師の罪」
「どんな薬でも
一定確率の副作用が考えられても、
副作用がでたら、医師の罪」
…
そんな環境で、医師は医療は出来ません。
かならず逮捕され、
裁判になるでしょう。
なぜなら、
その規則自体が間違っているからです。