開業医の先生方、


お疲れ様です…。





「開業医」といいますが、


ようは


”中小企業の社長さん”


(大部分は小企業でしょうし)


ですから、


ストレスが無い分けないんです。


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開業医も疲弊「うつ状態」27%

更新:2007/10/10   キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article.do;jsessionid=B2B2FC9E4074C11FB40838E0963E3F13?newsId=12355

 多くの開業医師・歯科医師は、厳しい医療環境の下、心身のストレスで「うつ状態」になりながらも日常診療に従事している-。こうした実態が10月10日までに分かった。勤務医の過酷な労働実態は、国会でも審議される社会問題となっているが、開業医の労働実態や精神状況を明らかにする調査は異例で「もう我慢の限界で、何らかの国家的な施策が早急になされなければ、取り返しがつかない事態に陥る」と指摘している。

 この調査は、「医療構造改革」の下、医療も〝勝ち組〟と〝負け組〟に差別化されようとする中、「国民皆保険制度の理念を踏まえ、公的保険で良質・安全な国民医療の提供を保障していくためには、医師・歯科医師の精神状況の把握は重要」として、全国保険医団体連合会が主体になって実施した。全国8,435人の医師・歯科医師を対象にアンケートを行い、3,225人から回答があった。

 内訳は、医師が1,821人、歯科医師が1,403人、不明1人。性別では、男性が2,534人(78.6%)、女性292人(9.1%)、不明399人(12.4%)。開業歴の平均は17.7年だった。

 結果を見ると、1週間の平均実労働時間は43.7時間。約65%が40時間を超え、60時間以上も8.8%に上った。「現在、身体は疲れていますか?」という問いに対し、「疲れていない」は16.9%に止まり、何らかの疲れを感じている人が82.5%に達した。うち4.2%は「ほとんど限界」と答えた。「今、ストレスに感じていることは?」(複数回答)では、経営問題が歯科で65.1%、医科で38.3%に達し、従業員問題(36.2%)、診療上の問題(33.6%)も高かった。

 こうした問題も絡めて、「現在の精神状況」について問うたところ、「ややうつ状態」が25.2%、「かなりうつ状態」が2.1%で、27.3%の医師が「うつ状態」にあることが分かった。「医療に関する活動への期待」(複数回答)に関しては、「患者負担軽減などの医療制度の改善」が圧倒的に高い74.0%に至り、「保険請求・審査対策」(51.7%)、「情報提供・広報活動」(39.6%)、「従業員対策・節税など経営税務対策」(34.8%)と続いた。

 調査に当たった保団連は医師・歯科医師は相当に我慢強いが、もう我慢の限界。何らかの国家的な施策が早急になされなければ、取り返しがつかない事態に陥る」と指摘。「そうなれば国民全体にとっても由々しき事態。世界に冠たる国民皆保険制度を堅持し、健康保険証1枚で、国民が安心して十分な医療を受けられ、また、医師と歯科医師が余裕を持って最良の医療を提供できるように、政府に早急な医療政策を大転換を迫る」必要があると強調している。

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事業主として


医療制度がどんどん


悪くなっていく現状では、


「胃が痛い」


という先生方も


ほんとうに多いのではないでしょうか。








日本の医療が


WHOに”世界一”と


認められたわけですから、


当然、勤務医の悲惨な労働もそうですが、


開業医の先生方のご努力も


日本国民の健康維持に


おおきく貢献しているわけです。






そんななかで、


”悪人探し”や


”医師同士の分裂”


を狙っていろいろと国から


クレームをつけられるのは


明らかに間違っています。





最初に、


「医療費削減の撤回」があり、


その次に


どこを改革していくかが重要だと思います。





個別に、


「ここを減らせ」


「こいつも高いから減らせ」


ということでは


どんどん現場は疲弊していってしまいます。