おだまきさんのコメントですが…。


http://ameblo.jp/med/entry-10049523825.html#c10069913188


これ、あぶねー(笑)。




正直、


ブログの危機を感じながら、


ずっと考えていました(笑)。





あくまで、ネット上の用語を


まとめたものです。


個人、あるいはグループに対する


中傷ではありません。




意図をご理解した上で、ご意見をお願いいたします。





また、新しい用語もありましたら


コメント欄にお願いいたします。







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■平成医療版 悪魔の辞書 (●は新たに改訂した部分です)


あ行

●赤字: (狭義)病院が患者さんへどのくらいお礼奉公したかの数字。本来、赤字の分だけ逆に患者さんが利益を得ているはずだが、赤字で患者さんに感謝されたと言う話は寡聞にして聞かない。(広義)文字通り赤い字。大きくなると周囲を不安にさせ、人生を狂わせるという呪いがかかっている。


医師: 医業を行うもの。日本では雑用も行う。数万人単位であの世に偏在する奇特な職種。伝説の名医達も、厚労省データベースでは現役を続行中。

医師会: 名前のとおり、医師の会。ただし、”医師のための会”ではないようだ。『影響力低下⇒自己の保身を図る⇒人心の離反』のデフレスパイラル中。


医師免許: 1.現代版、奴隷宣言の証明書。 2.理系最強の免許?(しかし最近、政府が公式に否定した(笑)) 臨床研修制度以降に、”2年間の仮免”になった。 3.ときどき医学部を出ていない人がコピーをして、警察に捕まってしまう紙。

医療政策: 医療をどれだけ苦しめながら破壊するか、を競うゲーム。医療費を一番削減できた人が勝ち。医療そのものの質は問わない。


●医療訴訟: 現代版怪談の一種。しかし、実在する怪物。医療技術に関係なくあらわれ、巻き込まれると医師として、人としての根本を奪い去られる。


おバカ産: DQNな妊婦さんによる出産。一度も検診を受けないまま、救急車でいきなり来院、出産することが典型例(類義語: 野良妊婦、強産、→参照: DQN)。


か行

●開業医: 開業している医師。勤務医があこがれる理想。しかし医療政策によって、過酷な零細企業に転落しつつある。今の政策が続くと、早晩、「改業」をせまられるかもしれない。

介護保険: 国家の支出を3000億円減らし、?からの支出を6兆円増やした、謎の存在。(金額に関しては、異説も多い。知人は2兆円と言っていた)

がくと出陣: 1.学生、あるいはそれに準じた未経験者をいきなり第一線に送ること。2.大河ドラマ版における上杉謙信の新種(笑)

●改革: 本来の意味は、「従来のものを改めてより良いものにすること」。しかし、医療では「改悪」との意味の違いが不明瞭なまま用いられている。声の大きさと発言者の理解度は、時に反比例する。社会的支持率と改革自体の方向性の正しさとの相関関係も有意差をもって証明されていない。


過労死: なぜか医師だけ認定が極めて困難な死亡原因。(→参照:小児科医の遺書)


看護課: 厚労省医政局看護課の略。数々の魔術をつかう。”通達”という紙で嵐を呼ぶ。


強労省: 「強制労働省」の略。得意気に自分の足を食っているタコ。

きんむい: 勤務している医師のこと。最近までは「開業医」の反対語であったが、医療全体の待遇悪化でその差は不明瞭になってきている。人権「無」、 自由時間「無」、残業代「無」。労働時間と責任は「特盛」。


救急: 略称QQ。医師の当直という名の実質的夜勤において維持される。過労死すると、当直のままの扱いになるという厄介な状態。

救急指定: この指定を病院が受けると、病院自体に救急救命措置が必要となる。勤務医には危険なサイン。病院本来の力を制御する為の拘束具。

研修医: 臨床研修制度により、一生のうち2年間だけ自由を得ている医師のことを指す。初期は、後期より実質的に待遇が良いこともある

げる●ぐ: ゼロ戦に匹敵する悲劇の名機。・・・あ、スレが違う?

抗生物質: 医療最大の魔術の一つ。効け(X5)、効いてよ、今効かなきゃあ、何にもならないンだ!患者さんが死んじゃうンだ!もうそんなの嫌なンだよォ、だから効いてよ!


厚生労働省: 厚生と労働を破壊する省。強制労働省とも言われている。現在、医療関係者の過労を黙認、医療制度を破壊している。

厚労す: ケンシュロウの背中に浮かぶ文字(引用: 蠅太郎先生より)。医療界のネクローシス。無理心中の一種?


強産: 強盗のような出産。ウィキペディアでは一部の反対があり、登録されていない。使用例:「強産だ!!、30分で準備しな!!」(引用: ssd's Diary: 栄養の改善http://ssd.dyndns.info/Diary/2007/06/post_283.html  類義語: おバカ産、野良妊婦) 


●コーヒー: 医師がよく利用する麻薬の一種。多くの医局に設置された機械がつくる、小麦色をした飲み物。一時的なつらさを紛らわせるが、大量摂取で外科系オーベン度が上昇する。恋を忘れたアワレな男への効果は期待できるが、キリコがウドで飲んだモノは苦いらしい(引用: ボトムズより)。


さ行

産婦人科: 伝説の診療科。天に向かって、「我が生涯に一片の悔い無し」と叫ぶという聖人が集まるところ。


産婦人科医: 政府公認、絶滅危惧種。『産科するコトに異議がある』などの数々の名言を産み出した。 早急な保護を要する。

消費税: 医療が、セイフの地下に眠る消費税引き上げと接触すれば、病院は全て滅びると言われている。 ビッグインパクトでね。(報告: 加持リョウジ)

●じむ: 年長者の給料は医師の3倍以上のゲインを達成する。多くの医師は実質的にじむにかなわない事も多い。時に、病院民営化の抵抗勢力。(×ジム 廉価版の量産型とは別の言葉)


●社会保険庁: 年金、健康保険などの事業運営をする行政機関。一般社会人から徴収したお金を私的に横領することを保証し、正規に手続きをとる場合でも極力時間をかけて、国民に陰険に接する省庁。

小児科: 泣く子とモンスター親には勝てない、と実感できた研修先


小児科医: 産婦人科医と並ぶ、絶滅四天王の一つ(あとの2つは現在、伝承されず不明)。伝承では、子供を生き返らせるらしいが、あまりの医療の力をおそれた権力者が迫害し絶滅させた。

●小児科医の遺書: 世界の終わり、医師の終わりと理想について書かれている。これを読んで涙しない者は、医師にあらず、といわれている書。


診療報酬: 下がることが義務付けられた数字。医療に対する評価基準。

新研修制度: 医療界を7回焼き払った伝説の巨人(引用: 蠅太郎先生)。

生命: 地球より重くなったり、赤紙一枚になったり、いろいろ重さが変化するらしい。質量は21gという説もある。


た行


●退職金: 医師のほとんどが転勤とともに数年おきにもらう小額の金銭。同一施設に長期間勤務する、じむ長や師長(旧語 婦長)の金額をのぞくと目がつぶれるといわれる。(同義語 手切れ金)

たらい回し: マスコミの誤用から広がった、「複数の救急病院に電話をかけて断られること」を意味する言葉。病院関係以外では使われていない。


地方拠点病院: 地方の拠点となる病院。転じて、次につぶれる候補病院。

●中間管理職: 詭弁論部(笑)。詭弁を労して夜な夜な人(特に医師)を不快にさせる。「勤務医 開業つれづれ日記」を主催するが、開業により中間管理職ではなくなるという、致命的な欠陥のあるハンドルネーム。

●ついているヤツ: 何故かコイツがいると、患者が急変したり、重症新患者がやってくる。(類義語: 当たり屋、ヒットマン 使用例: 「先生って、もしかして、…当たり屋?」(救急車の連続搬入の際、看護師が当直医師に向かっていやそうに言うセリフ。語尾の「や↑」でビミョウにイントネーションが上がる))


DQN: 非常識な人物の蔑称を指すインターネットスラング。転じて、信じられないことを言ったりしたりする患者さん。

DPC: 行政ご推薦の未来拘束具。導入せずに、今潰されるか? 導入して明日潰れるか?・・・それが問題だ。

●とうさん: 1.医師の救急救命措置、緊急避難的措置、現代版人権宣言。2.父、の意 (使用例: 「とうさんにだって殴られたことないのに!」 (酔った救急患者さんに殴られた研修医が看護師に言うセリフ。患者本人には言えないことが多い))


●独法化: 独立行政法人化の略。大学が倒産する前の一状態。基本的に独立した収入がないが、制度的に独立させられてしまった、ニート的存在。


な行

ねいてぃぶ・にゅーたいぷ: 関西弁を使い、ときどき『共鳴現象』を起こす 


野良妊婦: 妊娠状態を放置したままの妊婦。検診を放棄し、自宅で出産したり、いきなり救急車で病院に乗り付けて出産する。語源は野良猫、野良犬から。(類義語: おバカ産、強産、→参照: DQN) 


は行


僻地: 医師が身柄確保される土地。通常、僻地では医師には自由がなく、常に病院から30分以内(地域によって差があり)の範囲にのみ生活が許されている。


ま行

●舞鶴: 京都府舞鶴市。医療業界では、どれほど立派なシステムであっても、無能な行政が簡単に医療をつぶせることを指す。医療崩壊の先進地。過去には研修病院の先進地域として全国的に有名であった。(類義語: 江別、佐沼、金木、他多数)

マスゴミ: 自己の『自由』にうるさく、『責任』に疎い。ファラリス信者の風上にもおけない連中。語源は「マス」+「ごみ」。

メタボ: 保険点数の減算根拠。 脂肪が詰まると死期を早め、権利意識で肥大するとDQNになる。前厚労副大臣自らメタボであることを公言、選挙で落選した。またメタボ対策で死者も出ている。


や行


●夕張: 北海道夕張市。日本で最初に破産したが、日本一貧乏であることを公表、逆に好感度をました自治体。病院も、破産と同時に診療所化されるが、信念と希望のある、限定された医療が提供されている。出来る事に着目し、出来なくなった事は大きく報道されていないが、「日本一貧乏」ということで自他共に納得できている。


ら行

●労働基準監督署: 労働基準を監督しているという伝説の組織。医療業界では、彼らの活動を目にすることは極めてまれ。明らかな違法行為が行われている公立病院が多数存在するも、黙殺されている。


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おだまきさん、


くらいふたーんさん、


すみませんが、


かなり改変してしまいました…。


ご勘弁を。













…何かありましたら


削除しますので、


皆様、


くれぐれも穏便にお願いいたします…。



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参考文献(笑)。


クリックするとアマゾンに飛びます。

元祖、悪魔の辞典。

アンブローズ ビアス, Ambrose Bierce, 西川 正身
新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)



こちらは医学版、悪魔の辞典です(笑)。

一世を風靡したんですが(ごく一部で(笑))、


ご存知でしょうか?


1996年、発刊。

稲田 英一, LiSA編集部
悪魔のささやき医学辞典


続編です。


さらに切れ味鋭く、悪魔調に(笑)。

1999年、発刊です。

稲田 英一, LiSA編集部
悪魔のささやき医学辞典 (続)