ネット上でかなり話題になっていた


「幽霊医師軍団」(笑)。





生身の医師に加えて、


すでに「死者となっている医師」


も厚労省は戦力に加えているのでは?




道理で生身にはきつい仕事だと(爆)。




やっと記事になったようです(笑)。




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「幽霊医師」登録数万人
厚労省データベース 死亡でも抹消せず


2007年7月14日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070717-OYT8T00105.htm


 あのお医者さん亡くなったんじゃなかったっけ!? 厚生労働省が今年4月から一般公開している医師のデータベースに、死亡した人が数万人分も含まれていることがわかった。遺族から連絡がないと死亡を把握できないためで、新聞に訃報(ふほう)記事が掲載された著名医師が登録されたままになっているケースもある。あまりの“幽霊登録”の多さに、実態把握に役立たないとの声も上がりそうだ。

 このシステムは、患者がニセ医者を見分けられるようにと、今年度から運用がスタートした「医師等資格確認検索システム」(http://licenseif.mhlw.go.jp/search/)。医師の氏名と性別から、登録年や行政処分に関する情報を確認できるもので、約1300万円をかけて開発された。

 もともとは医籍登録されている約46万人分の記録を電子データ化。ここから、死亡などで登録抹消の申請があった約6万人と現在の国内最高齢者の生年月日1893年(明治26年)1月4日以前に生まれた人を除いて公開している。

遺族申請頼み
 死亡した医師が多数含まれているのは、基本的に遺族からの申請がない限り、死亡か存命かを把握できない仕組みになっているため。医師法施行令では、医師が死亡または失跡した場合は届け出後30日以内に医籍登録を抹消する申請をしなければならないとしているものの、この規定が一般に周知されていないこともあって、遺族から申請がないケースが多いという。

 同システムで公開対象になっているのは約37万人分の情報だが、同省の調査では現在、国内で実働している医師は約27万人。残り約10万人の中に、抹消申請が出ていない死亡者が相当数含まれているとみられる。

斎藤茂太氏も
 実際に検索してみると、農村医療の先駆者の若月俊一・佐久総合病院名誉総長(昨年8月死去)や、精神科医でエッセイストの斎藤茂太さん(同11月死去)、薬害エイズ事件で業務上過失致死罪に問われたが1審で無罪判決を受けた安部英・元帝京大副学長(2005年4月死去)ら著名人とみられる名前も。故人となった旧厚生省OBらしい医師の名前も見つかった。

 登録が抹消されないと、医師免許の正確な実態把握ができないばかりでなく、免許がニセ医師に悪用される危険性もある。このため、同省はホームページでも制度の説明をし、死亡した場合は抹消手続きをするよう遺族に呼びかけている。

 同システムでは歯科医師も検索できるが、状況は医師と同様という。厚労省は「申請がないのに勝手に抹消するわけにもいかない。ただ、死亡したことが明らかな場合などは、今後、公開対象から外すことはありうる」としている。

 医籍登録 国家試験の合格者は厚労省に登録され、医師免許を交付される。制度は1883年(明治16年)から始まり、1940年の旧厚生省庁舎の火災で焼失し、復元作業でも確認しきれなかった一部を除いて、約46万人分の記録が残っている。歯科医にも、歯科医籍登録の制度がある。

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